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『ルオシー』

一流の軽業師

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 クォンツィ出身の軽業師。元は地元の有名な劇団に所属していた看板娘だったが、自分が本当にやりたいことを探すために脱退。現在は世界中で芸を見せながら旅をしている。

 趣味は読書。自分のやりたいことを探す上で、読書は自分の視野を広げてくれるため欠かせないようだ。

 ちなみにフォウジン闘技大会に参加したことがあり、ベスト8の成績を収めている。

 

目次

一流の軽業師の実力と矜持

 地元で有名な劇団に所属していたため、軽業師としての実力は高い。劇中では独楽を扇子の上で、さらに両手で10個同時に回したり、一度に20枚もの皿を回したりなどの神業を見せた。

 しかし、客観的に見れば成功であっても、自分自身が納得できなければ成功とはいえないと語るほど、芸には厳しい。客には完璧な演技を見せてこその軽業師であり、心に迷いが生じていたり練習不足の未完成の技を見せてはならない。その高いプライドが今日までの彼女を作っているのだ。

 それだけの矜持を持って芸を見せるのは、客を楽しませて勇気を与えたいと考えるがゆえである。

チーシェンとの師弟関係?

 チーシェンと知り合ったのは、彼女の親が経営している料理店で芸を見せたときだった。その芸をいたく感動され、以降は技を教えてほしいと旅についてくるようになった。

 一見すると師弟関係にあるようだが、実はチーシェンが勝手に弟子を名乗っているだけ。本人は先輩として接しており、技を教えないのもチーシェンに経験が足りないと考えてのことだった。そのため、弟子として付き纏われるのは迷惑だと語る。
 その一方でどこか危なっかしいチーシェンを放っておけないらしく、なんだかんだ世話をしてしまうらしい。

真面目すぎて空回り

 芸にストイックで鍛錬を欠かさない彼女だが、一方でただ単純に遊ぶことが苦手。芸にばかり没頭してきたせいか、子どもでも知っている遊びすら知らず、ルールを把握していてもつい軽業師としての顔が出てしまう。
 そんな自分を情けなく思い真剣に遊びを探求しようとするなど、真面目だがどこかズレた感性を持っている。

過去と旅に出た理由

 幼いころから神童と称されるほどの才能を持っており、両親からも一生、天から授かったその才を芸に捧げるべきと教育されてきた。劇団では実力主義のため、待遇は保証されていたものの仲間と呼べる間柄の人はできなかった。しかし、大事に育てられたのは事実であり、自分の境遇や両親の教えに疑問を抱くことはなかった。

 そんな中、才能も経歴もないまま劇団に入りたいと頼み込む少女と出会い、心境が変わる。彼女のように自分にも本当にやりたいことがあるのではないかと考えるようになり、劇団から抜けて武者修行の旅に出るようになったのだ。

ストーリーでは

クォンツィ編(サイド)

 フォウジン闘技大会が近づく中、チーシェンと一緒に大道芸を披露していた。その際、調子に乗って失敗してしまった彼女をあくまで同僚として諫めた。

 無事、本選に出場したチーシェンの応援に回る。そのとき観客席にいたジーイェンの話を聞いて心境が変わり、チーシェンの弟子入りを認めようとしたが、うまく話を切り出せずに終わった。

 大会が終わってしばらく経ち、クォンツィの七煌ファオ探しに奔走するルルイとチーシェンに、事情を知っていそうな退魔師ハオシャンと司書シューファンを紹介し、ついでに勘として風の防陣が怪しいのではないかとアドバイスした。

個人的な印象

▼クリックで詳細表示  なんというか、凄い綺麗な顔をしていると思う。やっぱり銀髪っていうのは、美少女度を跳ね上げさせるのかもしれない。
 ついでに水着姿もここに載せておこうと思う。機会が無かったからどうしようか迷ったんだけど、めっちゃ好みだったから勿体ないし。

 

関連人物

チーシェン・・・一流の軽業師を目指す少女。師弟関係にはないが、なんだかんだで面倒を見てしまう。

ジーイェン・・・ズロイ盗賊団の団長。同じく誰かに慕われる者として彼女からアドバイスを受け、考えを改めることになった。

 

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