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『エラストス』

全てを恐れるテーセツの七煌

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 テーセツの七煌。別名『引きこもりのエラストス』。他の七煌とは違い、千年計画で眠りにつかずに、千年間テーセツにある護龍郭の小さな部屋で過ごしていた。

 しかし、性格自体は素直で優しいため、変わり者の多い七煌の中では扱いやすい部類に入る。

 エリモスと同じく誰に対しても敬語で話すが、彼女とは違って気弱で臆病な面から使っている。

 同じ七煌であっても、会うのはかなり大変だった。

 

目次

引きこもりのエラストス

 外が怖いと感じ、部屋から全く出たがらない。彼女曰く、部屋は魔物に奇襲される心配がないから安全だし、何よりも部屋の中にいるのが一番心地よいとのこと。外は外でも人の多い街中はさらに苦手。どうも外には怖いものがたくさんあると聞いたのが原因のようだ。
 その外への恐怖が高じた結果、護龍郭という巨大な設備を作った。現在はそれが国として発展し、テーセツという国そのものになっている。

 部屋で引きこもる生活を送っているからか、整理整頓や掃除が特技として挙げられるほど得意となった。 
 引きこもっている間は本を読んでおり、特に冒険譚や神話などの物語を楽しんでいる。

七煌としての資質に疑問視

 前述したように極度の引きこもりのため、七煌としては少し不適格と言われてしまっている。実際その言葉は正しく、引きこもっている護龍郭に危機が迫らない限り、外に出ることはない。
 劇中でも、テーセツにかなりの危機が迫っていたにもかかわらずギリギリまで静観を決め込み、デクシアから頼み込まれるまで動こうとしなかった。これはめんどくさいからではなく、本当にできる限り外に出たくないからである。

 しかし、ひとたび腹を決めればその圧倒的な力を振るい、七煌としての本領を披露してくれる。

剣を語る

 しかし、剣のことになると一転して饒舌になり、行動力が多少増す。普段は全く外に出たがらないのに剣の市場があると聞けばエイツを誘って外出し、剣を実際に見たら暗い表情が一気に明るくなるほど。

 とはいえ、最初から剣が好きというわけではなかった。しかし、自分の剣の手入れをしているうちに愛着が湧いていき、剣の美しさに気づいたという。そうしているうちに形そのものを素敵に感じ、他の剣にも興味が出るようになった。
 持っている剣に対する愛着は非常に強く、疲れた日は剣を抱かなければ寝られない。

能力

 圧倒的な実力の他に、魔法技術者という一面を持つ。元々あった古代遺跡『護龍郭』の中身を丸ごと作り替えたのもその技量によるもの。それが後のテーセツとなった。
 断言はできないが、彼女の住む地下迷宮に入ってきたエイツたちに何らかの魔法をかけていたらしく、時間、距離などの感覚を狂わせて探索を妨害していた。

 また、能力ではないが、薬草を煎ずることができる。

全体図。手に持った剣が武器。

ストーリーでは(第一部)

 名前のみ登場。千年前から人見知りだったが、アイトリアとヒューレーの仲直りのために何かをやろうというタラッサの発案に賛同し、その場所として自らのとっておきの場所を用意するなど、仲間のために腰を上げる優しい性格の持ち主でもあった。

 千年計画には全く興味がなかったが、一応重要な会議には参加していた。ほとんどの七煌が千年計画に賛同して眠りについたあとも、地下迷宮の小さな部屋に引きこもり眠ることはなかった。

ストーリーでは(第二部)

テーセツ編

 自身の住む地下迷宮にやってきたエイツたちの存在を感じ取りつつも、接触することはなく影から様子をうかがっていた。
 テーセツに出現したという悪魔の存在についても承知はしていたが、外に出たくない一心で引きこもり続ける。しかし、デクシアから頼み込まれたことで、渋々ながらも参戦することを決める。

登場イベント

個人的な印象

▼ネタバレ注意

 かわいい。でも、今まで見た中では一番七煌っぽくない性格をしてる。デクシアが見初めたわけだけど、判断基準はどこら辺なんだろう? まあ、かわいいからいいけどさ。

 

関連人物

・デクシア・・・エダフォス大陸を作った太陽神。彼の言うことであれば、あまり気乗りはしないものの素直に従う。

・アイトリア・・・ヒュームの七煌。彼女と同じく千年の眠りにつかなかった。だが、問題視され神具を取り上げられた彼女とは違い、特におとがめを受けることも無く神具を取り上げられることも無かったことから、良い意味でも悪い意味でも信用があったと思われる。

ハクト・・・テーセツの従輝聖。一応従者のはずだが、あまり交流は無かったと思われる。

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