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『ヒューレー』

全てを癒すリーニャの七煌

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 リーニャの七煌。千年の眠りから目を覚まし、太陽神デクシアから授かった使命に従い、体調不良に悩まされながらも世界を救うべく戦いに身を投じる。

 完全攻撃型の能力を持ち、完全防御型のタラッサとは相性が良くコンビを組んで戦っていた。神獣アスラーンを従えている。

普段の姿。かなりラフ。

 古代の偉人として尊敬されており、リーニャを象徴する大木、ソフィアの母校、森には彼女の名前が付けられている。

 好きな飲み物はトマトジュース。好きが高じた結果、利きトマトジュースができるようになった。

 

目次

 

ぶっきらぼうだが優しい

 常に少しイライラしており、そうしたときに気に食わない出来事が起こればますますイラつきが隠せなくなる。気の合わないアイトリアとは特にその傾向があり、二人の仲は険悪そのものであった。

 さらに無関心を装おうとするため、ぶっきらぼうな印象を受けるが、素直になれないだけで心根は非常に優しい(気に食わない相手以外には)。また、常にイライラしているのにも相応の理由がある。

イライラの理由

 実は、常に身体の不調に悩まされている。特に頭痛が酷く、ほとんど毎日低血圧。酷いときは気を失ってしまう。一応、夜になれば多少マシになるらしいが、それでも不調が取り除かれることはない。七煌になる前からそんな状態のため、ときおり自分の運命を呪って自暴自棄になる。
 だからこそ、エイツの力によって体調不良が一時的に治ったときは、子どものようにはしゃいで喜び、普段よりも素直に感情を見せていた。

 だが、たとえ体調不良であったとしても、自分のことは後回しにして他者を助けようとする。まあ少しばかりの悪態はつくが、他者への思いやりを忘れないところはやはり七煌といえよう。

優れた癒やし手

 優れた医術の心得を持つ。その腕前はかなりのもので、傷口を単に塞ぐだけでなく痛みすらも取り除いてしまう。治療を受けたソフィアからは『奇跡の治療術』と呼ばれ賞賛された。

 しかし、そうした技術は思いやりの心から生まれたもの。せっかく健康な身体を持っているのだから、もっと自分の身体を大切にするべきだと語ったり、患者の痛みを極力軽減できるような治療を心掛けていることも、優しさゆえである。

相棒ガトリングその強さ

 太陽神デクシアから授かった神具の手入れを欠かさない。単なる武器ではなく相棒だと考え、神具があるからこそ苦しみを乗り越えることができる。また、心地の良い温かさも感じ取り、ほんの少し身体の不調も和らぐ。

 

全体図。ガトリングで敵を殲滅する。

 また、とてつもない強さを誇っている。神具を使わずとも杖を利用した魔法攻撃でゼノアニマを含むアニマの軍勢を瞬殺できるし、神器を解放してガトリングを使えば最上位悪魔や七大悪魔の分身すら撃破できるほどの攻撃力がある。
 しかも、これですら完全には力が戻っていない状態。にもかからわず、熾天聖を圧倒的に上回るほどに強い。

ストーリーでは(外伝:千年前)

外伝2(神々の憂鬱)

 アイトリアと話しているシビルのところに姿を現す。自分をアリステラと思い込んでいるアイトリアへの嫌悪感を隠し切れず一触即発の状態になったが、タラッサが仲裁してなんとか回避する。だが、アイトリアの精神状態に気を遣わなければならない状況には依然腹が立っていた。

 我慢がならず、アイトリアに自分がアリステラではないことを自覚させるために神殿に鏡を置く。目論見は成功したが、やり過ぎてしまったことを少しばかり反省した。

外伝3(太陽の陰る時)

 アイトリアを見つけられずに戻ってきたユラニアたちに、能力に頼らず集落で聞き込みをしてはどうかとアドバイスした。

 彼女たちを見送り、デクシアと言葉を交わして彼が去った後、アリステラのことしか頭にないにもかかわらずアイトリアを突き離そうとしないデクシアを批判。だが、タラッサにたしなめられて冷静さを取り戻し、改めて使命を果たすことを誓う。

 ユラニアたちがアイトリアの居場所を突き止めると、タラッサとともに天啓の丘へと向かう。一度は引き返すが、話し合いによって彼女から神具を預かることに成功。そのまま千年の眠りについた。

ストーリーでは(第一部)

ジェネラス編

 千年の眠りから目を覚ましてすぐに使命を与えられ、リーニャの森を彷徨っているとレアと出会う。世界が崩壊すると叫ぶ彼女をなだめ、メルム(マカロン)に会いたいと語るレアの事情を察し、ともにヒュームへ向かう。

ヒューム編

 ヒュームの王都アイトリアに行こうとするマカロンたちと合流する。軽く自己紹介をし、ミルに乗せてもらった。

 王都に着いて早々に災禍が発生。調子が悪いながらも戦いに加勢し、途中で合流したタラッサやミリアムレアと悪魔たちに立ち向かう。
 ソフィアたちが熾天聖に目覚めると、彼女たちと神獣アスラーンに王都の防衛を任せ、自らはタラッサとエイツとともに郊外に出現した巨大悪魔の対処に向かった。

 道中の悪魔やゼノアニマを軽くいなしつつ、本命の最上位悪魔ルキフグスと対峙。神器を解放してタラッサ と連携し、ほとんど苦戦せずに圧倒した。

 そのあとはアイトリアが力を取り戻したことを感じ取り、そのまま天啓の丘へと向かう。対話をエイツたちに任せたがすぐに戦闘になってしまい、アイトリアと戦う。圧倒的な力の前に敗北寸前まで追い詰められたものの、隙を突いてなんとか勝利した。

個人的な印象

▼ネタバレ注意

 良くも悪くも使命優先でほとんど私情を見せない他の七煌とは違って、めちゃくちゃ人間臭く感情をストレートに出す。でも、その分ほかの七煌よりも可哀そうな感じがある。体調不良さえ無くなればもっと安定するんだろうし、いつか完全に元気な姿を見せてほしい。

 

関連人物

・デクシア・・・エダフォス(世界)を創造した太陽神。一時期、彼に恋を抱いていた。その反動で彼の優しすぎる姿勢に反感を覚えてはいるが、それでも心からの忠誠を誓っている。

タラッサ・・・ペイシェの七煌。戦いでコンビを組むことが多く、仲は非常に良い。つい言い過ぎてたしなめられることも多いものの、彼女を恨むことはない。

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・アイトリア・・・ヒュームの七煌。反りが全く合わず、顔を合わせるたびに雰囲気が悪くなる。

レア・・・マカロンの双子の姉。短期間だが一緒に旅をしたため、彼女の身を案じている。

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セラフィナ・・・リーニャの従輝聖。一応主従関係にあるはずなのだが、お互いに言及がない。

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