『天啓パラドクス』ファンブログ

天啓パラドクスのキャラや単語を紹介する

天啓に導かれしフロンティア B

初めての異世界体験

 

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別視点でのお話はこちら↑から

あらすじ

 人間さん(ネームレス)たちは見知らぬ場所で目を覚ました。次元を超えた異世界と交信をとることができる能力者、ボラコに呼び出され、彼女の部屋に入ったはずなのだが、どうにも記憶がはっきりとしない。
 困惑している中、ソフィア、ライサナディラと名乗る少女たちが声をかけてくる。話を聞くと、彼女たちの仲間(エイツたち)が消えたのと同時に、自分たちが突然姿を現したという。そして、彼女たちと話をすり合わせていくうちに、自分たちがエダフォス大陸(天啓パラドクスの世界)にやってきてしまったことを知る。

 普段ならば時間経過で自然と元通りになるのだが、今回は自分たちが異世界に来てしまうという特殊なケースのため、どうなるのかは未知数。とりあえずソフィアたちと行動を共にし、この現象を解決する方法を探ることにしたのだった――。

目次

登場人物

オトギフロンティアの登場人物

・人間さん(ネームレス)・・・人間界と呼ばれる別世界からオトギノクニにやってきた人間。エルマイトを自分で大量に保有できる特殊体質の持ち主。

・ビュルテ・・・謎の妖精。エルマイトを探知する能力を持つ。

 

・ドロシー・・・『オズの魔法使い』に登場する、ドロシー本人。移動城ミルに驚いたりと、ごくごく常識的な反応を見せた。

 

・ボラコ・・・異世界と空間をつなげる特殊能力を持つおばさん。『ボラコメインヒロイン化計画』を実行するため、意図的に人間さん(ネームレス)たちとエイツたちを入れ替えた。

 

・シンデレラ、ヴェルメリオ、ティンカー・ベル・・・人間さん(ネームレス)の仲間たち。

 

天啓パラドクスの登場人物

・ソフィア、ライサナディラ・・・エイツの仲間たち。人間さん(ネームレス)と親しく接しつつも、オトギノクニに飛ばされたエイツやマカロンたちを心配していた。

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・サンドラ、ロセット、ユラニアヤヤ、・・・エイツの仲間たち。エダフォス大陸(天啓パラドクスの世界)に来てしまった人間さん(ネームレス)たちを歓迎した。

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・エイツ、マカロン、ハンペン、スーザン・・・オトギノクニに飛ばされてしまった者たち。

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ストーリー1

▼ネタバレ注意

 ソフィアたちと交流していくうちに、ビュルテはこの現象を解決するヒントを思いつく。この世界には存在しないエネルギー、エルマイトを探知すればボラコを見つけることができるかもしれないということを。

 早速エルマイトの反応がある場所に向かう一行。だが、見つけたのはボラコではなく”栞”であった。何らかの手掛かりであることには間違いないものの、どう使えばいいのかは人間さん(ネームレス)たちにもさっぱり分からなかった。ボラコを探したほうが早いと結論づけ、ヒュームで情報収集を行うことに。

 その結果、ボラコらしい目撃証言を得る。なんでも、広場で歌って踊っていて、さらには華麗なブレイクダンスまで披露しているのだという。
 証言をたどり、ボラコをようやく見つけた人間さん(ネームレス)たち。ビュルテは彼女を一目見て、驚愕する。ボラコの持つエルマイトが普段よりも増えていたのだ。そのために、普段ではできないブレイクダンスやバク転、はたまた手品も格闘技もこなすことができるようになった。

 だが、ボラコ自身にもエルマイトが増えた理由は分かっておらず、またそれでもメインヒロイン化計画もあまりうまくいかない。結局目的を達成できなかったことに虚しさを覚えたのか、ビュルテたちの説得に応じて全てを元通りにすることを決めた。

 翌日、別世界に転移させる術を発動させるボラコ。しかし、そこで異常事態が発生。制御しきれないまま、術は発動してしまう。

 

 気が付くと、人間さん(ネームレス)とビュルテ、ボラコは見覚えのある場所に来ていた。オトギノクニに帰れたということは、ボラコの術は成功したということ、喜ぶ人間さん(ネームレス)とビュルテだったが――。

 そこに想定外の事態がいくつも発生してしまう。オトギノクニの住人であるシンデレラ、ヴェルメリオが入れ替わる形で消えてしまい、さらにはあちらの世界にいるはずのソフィア、ライサナディラまでもが一緒にオトギノクニに来てしまったのだ!!

 

登場人物2

・ソフィア、ライサナディラヤヤ、ピュルテ、人間さん(ネームレス)、ボラコ・・・エイツたちと入れ替わる形でオトギノクニに飛ばされた七人。

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・エイツ、マカロン、ハンペン、スーザン、シンデレラ、ヴェルメリオ・・・ソフィアたちと入れ替わる形でエダフォス大陸(天啓パラドクスの世界)に飛んできた六人。

エイツ。特殊な力を持つ。

シンデレラ

 

ヴェルメリオ

・サンドラ、ロセット、ユラニア・・・エイツの仲間たち。ユラニアはドロシーと酒を飲みかわし、友人となった。

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・ドロシー・・・『オズの魔法使い』に登場する、ドロシー本人。ビュルテたちとは違ってエダフォスを込めてもらい

・ティンカー・ベル・・・シンデレラたちとは違い、オトギノクニに残った。

・マルガレータ・・・童話『白雪姫』に登場する、白雪姫本人。世界一美しい少女。

コルネイユ・・・童話『白雪姫』に登場する、毒りんごの魔女の精霊。ユーベルシェーンを慕い、彼女こそが世界一美しくあるべきだと考えている。

・ユーベルシェーン・・・童話『白雪姫』に登場する、毒りんごの魔女本人。現在はマルガレータとは和解している。

ストーリー2

▼ネタバレ注意

 なぜこうなってしまったのかとボラコに尋ねると、この術式を完全に使うためには”栞”が全て揃っていなければならず、さらにエイツの異質な力が入り込んだことが原因だと語った。また、自身のエルマイトの量が増えたのは、エイツたちがボラコの魔力貯蔵庫である”キャンドル"にエルマイトを込めたことが要因であった。
 これらのことを解決するためには、エダフォス大陸に散らばった栞をエイツたちに回収してもらってそれに力を込めてもらい、自分たちはキャンドルにエルマイトを込める必要がある。そうすることで二つの世界のバランスが取れ、次元の穴を開いてお互いに元の世界に帰ることができるのだ。

 そういうわけで一緒に転移してきていたヤヤとも合流し、エイツたちと同じようにポジティブな体験をしてエルマイトを貯めるため、オトギノクニを見て回ることに。

 その道中、りんごの国の住人、マルガレータからコルネイユを見かけなかったかと聞かれる。昨日から行方不明らしい。
 その場では見かけたら連絡すると言って別れた一行だったが、だんだんと気になってきたナディラの提案により、一時オトギノクニ観光を辞めてコルネイユの行方を追い始める。マルガレータたちから改めて話を聞き、彼女が失踪前に「マルガレータのいない世界ならばユーベルシェーンが一番美しい女性になる」と言っていたことが分かった。

 さらに、目撃情報を辿っていくと、最後にコルネイユが目撃された場所は、ボラコの屋敷の近くだということが判明。そして、コルネイユの発言の真意が、「マルガレータのいない異世界ならばユーベルシェーンが一番美しい女性になる」ということだと推測が立つ。
 それを実行するために、コルネイユ異世界転移の術を使えるボラコに相談しにいったところ、彼女の術に巻き込まれてエダフォス大陸に行ったのだろうと結論付けた。

 そうだとすれば、同じ人数を交換する形でしか発動できない転移の術の謎が解ける。コルネイユを足せば、ちょうどぴったりになるのだ。
 その推測を裏付けるように、コルネイユの黒い羽根を発見。その黒い羽根からネガティブな感受から生まれるエネルギーであるディマイトが生まれ、次第にそれが形となって実体化。魔物のような姿、ディトルパとなった。

 それと同時に異世界への境界が生まれ、ボラコが空間の穴を広げると、エダフォス大陸にいるエイツたちと穴越しに再会。解決策を彼らに説明したあとディトルパを攻撃し、今度は身体ごと通れる空間の穴を作り、全員でその穴の先――次元の狭間に飛び込んだ。
 次元の狭間にてエイツたちと合流し、とうとうコルネイユを発見。彼女が無意識に生むディトルパを協力して討伐した。

 

 ようやく騒動が収まり、互いの世界に帰るときがやってきた。なんだかんだ楽しく過ごせたこと、せっかく仲良くなった相手と離れ離れになることを寂しがる面々。
 しかし、ボラコによると、いつかは世界を行き来できる穴を閉じなければならないが、しばらくはこのままにしておけるとのこと。つまり、まだ一緒にいられるのだ。
 コルネイユも目を覚まし、自分が迷惑を掛けたことを謝り、これにて一件落着。ライサはティンカー・ベルから教わった奇妙な踊りを披露し、一同は困惑しつつも、なんだかんだ楽しげな雰囲気がその場に流れるのだった。

 

個人的な印象

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 今回の話はいわゆるコラボであり、別々のゲームで相互に関係のあるストーリーが展開されるという珍しいやり方だった。少なくとも僕にとっては新鮮だったので、面白いやり方だったと思う。こういう方式をもっとやってほしい。

 

 

 

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