大樹に従いし憤怒の使徒
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鏡界からやってきたもう一人のソフィア。七大悪魔、ルシフェルと契約を交わし、”あの子”の行方を追うため原界(エイツたちのいる世界)に潜入する。
他の闇の使徒とは異なるスタンスを取り、極めて穏健派。だが、プライドが高くて負けず嫌いで、少し煽られるとすぐに相手の思惑に乗っかってしまう。チョロい
好きなものは速い乗り物。そのため乗馬が得意になり、よく草原を駆け抜けている。反対に可愛いものは嫌いらしい。
限定メニューに非常に弱く、見かけたら大抵人を誘って食べる。
目次
怒りっぽい性格
ソフィア(原界)も短気ではあるが、それ以上に気が短くプライドが高い。気に食わないことがあればすぐに怒り、ウジウジしている人を見れば厳しい態度で接する(本人曰く、時と場所は弁えているらしい)。
本人もそれを理解しているからか、イライラしそうなものには関わらないようにし、さらに馬での遠乗りや森でのハンティングを行い、ストレスを発散して気分を変えている。
厳しさに見える優しさ
だが、その怒りは優しさから生まれるものもある。例えば、災禍に見舞われ、泣きじゃくり立てなくなってしまった女の子に、「他人に期待せず自分でなんとかしろ」と、かなり厳しい言葉を投げかけていた。
しかし、それは少女を奮い立たせるために言ったこと。実際、魔物に襲われそうになった彼女をぶっきらぼうながら助けていた。
また、彼女の持つ優しさは厳しいものばかりではない。買ったものを損得関係なく他人に配ることが習慣になっているなど、穏やかな優しさも持ち合わせている。
ソフィア(花嫁のすがた)
とあるイベントにてウェディングドレスを着た。結婚にも少しばかり興味があり、世界を救い、自分が生きていたら結婚もいいかもしれないと考えている。
相変わらず怒りっぽさは変わらないものの、約束の場所にエイツがやってこなかったとき(怒る素振りを見せていたが)素直に心配するなど、かなり穏やかになっていた。
エイツへの態度も変わり、愛の告白コンテストに手違いで参加することになったときに好意を伝えられ、恥ずかしさのあまり「二人きりのときに言え」と口走ってしまうくらいには憎からず思っている。なお、恥ずかしすぎて走って逃げた。
ストーリーでは(第一部)
リーニャの森編
幽閉状態にあったマカロンを連れ出し、アニマを対処しながらともに逃げ回る。途中で悪魔ベルフェとも一緒に行動するようになるが、銀髪の女に見つかり吹き飛ばされて気を失った。
意識を取り戻すが、マカロンたちを見失ってしまう。無様にやられてしまった自分を不甲斐なく感じ、偶然出くわした盗賊に八つ当たり気味に怒りをぶつけた。
ピオネロ編
その後、ライサ(鏡界)とナディラ(鏡界)と鏡界のピオネロを訪れ、消えたアマリア(鏡界)の行方を追っていた。そこに原界からやってきたエイツたちと遭遇し、当初は擬態した魔物と思い敵視するが、話を聞いて一旦矛を収める。
事情を聞いている最中に銀髪の女が現れ、エイツたちを連れて行ったために話は中断されてしまった。
彼らが戻ってきたときは猜疑心を再発させるが、黒い何かに包まれて再びエイツたちが消えたことで、同じように消えたマカロンと何か関係があるのではと少し考えるようになった。
外伝
消えてしまったナディラ(鏡界)を鏡界のジャハラで探していたところ、七大悪魔、カペルに接触される。ナディラ(鏡界)の行方を知っていると語る彼女の誘いに半ば強制的ながらも応じ、悪魔たちの本拠地に連れて行かれた。
連れて行かれた場所にいたルシフェルから鏡界の真実を知り、闇の使徒となるように迫られる。マカロンと再会するため、リスクを承知の上で了承。ルシフェルと契約し、エイツを殺すことを使命として闇の使徒となった。
クォンツィ編
クォンツィに潜入はしたが、使命を無視してマカロンを探す。その際、ひったくりを撃退すると、マカロンの持っていたカエルの布袋を偶然発見。マカロンがこの町にいると確信し、その布袋を自らの懐に入れた。
そして、マカロンをついに発見。彼女に近づこうとしたが、ルシフェルとの契約のせいで意識を失い、道中で力が尽きて倒れてしまう。このまま消滅するかと思われたが、エイツが力を分けてくれたことで難を逃れる。
怒りを建物にぶつけつつ、マカロンの布袋をエイツに託して別れた。
その後、ライサ(鏡界)たちが引き起こした災禍に巻き込まれる。闇の使徒でありながら命令を聞かずに独自に行動していたからか、魔物たちに襲われてしまうがなんとか切り抜けた。
ペイシェ編
マカロンを追ってペイシェへと向かう途中、ナディラ(鏡界)と出会う。彼女から使徒の力の仕組みを教えてもらい、エイツに会って力を分けてもらうことを決めた。
早速、メモをエイツにこっそりと渡して密会。マカロンに袋を渡したかどうか確認したあと、力を分けてもらった。
その後、ペイシェの首都、タラッサに到着。ルシフェルの命令を遂行しなければマカロンに会えないと考え、エイツを奇襲。だが、ソフィア(原界)に止められ、姿を現したナディラ(鏡界)に諫められる。
エイツを殺してもマカロンに会うことはできないと教えられ、一時休戦になった。その場を離れようとしたそのとき、ダークリフレクターが出現。ライサ(鏡界)が消滅する映像が流れ、急いでエイツたちとともにアルジェントタワーへと向かう。
アルジェントタワー前にて、ライサ(鏡界)と再会。安堵する間もなくアリステラと大量のゼノアニマたちが姿を現す。加勢しようにも、月の眷属であるため身体が動かなかった。
しんがりをミリアムに任せて撤退。騒動が終結したあとは、鏡界の仲間たちと一緒にペイシェ軍に保護され、首都タラッサまで送り届けられた。
一泊して身体を休めたあと、ライサ(鏡界)の情報を頼りにヒュームへと向かった。
ヒューム編
ヒュームへ向かう途中で、プセマと出会う。彼に引き合わされ、月影のエンフォーサーと合流。そのままプセマに導かれてエイツたちの前に姿を現し、力を分け与えてもらった。
そのとき、タラッサの話を聞き、エイツたちと敵対する理由が無くなるという可能性に喜び、エイツにマカロンによろしくと伝えるように頼んで別れた。
個人的な印象
登場イベント
関連人物
・マカロン・・・記憶喪失の少女。彼女のために危険を承知で悪魔と契約を交わし、常に心配している。
・ソフィア・・・原界にいるソフィア。何かと彼女と比べ、張り合っている。
・ライサ(鏡界)、ナディラ(鏡界)・・・鏡界の仲間。原界にいる彼女たちと同じく固い絆で結ばれている。
・エイツ・・・本作の主人公。憎からず思っている。
・ヴァネッサ(鏡界)・・・もう一人のヴァネッサ。お互いに憎まれ口を叩き合う仲だが、抜群のコンビネーションを発揮する。
・ルシフェル・・・七大悪魔の一人。彼と契約を交わして闇の使徒となったが、あくまで利用し利用される関係。
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