砂漠に従いし怠惰の使徒
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鏡界からやってきたもう一人のナディラ。自分の行動に違和感を抱き、その答えを知るため、七大悪魔の一人、アスタロトと契約を交わし闇の使徒となった。
美術鑑賞が得意で、贋作を見抜くほどの審美眼を持つ。ただ、偽物だと分かっていてもわざわざ口には出さない。面倒だからという理由もあるが、それを求める人にとってはたとえ偽物であっても唯一無二のものだと考えているからでもある。
だが、鏡界の成り立ちを知ってからは、偽物という言葉を嫌うようになった。
目次
面倒ごとが大嫌い
楽するのがモットー。やらなくていいことはやらず、やらなきゃいけないことは他人に任せる。勤勉に働くなどもってのほかで、昼寝をとにかく好んでいる。また、人とのコミュニケーションにも煩わしさを覚え、なるべく避けようとする傾向を持つ。
しかし、だらけるために業務を効率化させるなど、この怠惰さが良い方向に行くときもある。
なんだかんだでお人好し
ただ、面倒ごとを人に押し付けたいと言いつつも、頼まれたら断り切れず引き受けてしまうように、なんだかんだで根は優しい。闇の使徒としての力が消えかかっていても、迷わず人々を魔物から助けたりもしている。
その後に愚痴をこぼしがちなのはご愛嬌ということで。
頭脳明晰
めんどくさがりではあるものの、作中ではそんなことを言っていられる状況ではないため、頭を働かせる場面が多い。ソフィア(鏡界)が冷静さを失ってエイツを襲撃したときも、複雑な悪魔との契約について彼女の状況を正確に把握しながら理路整然と説明し、その矛を収めさせていた。
ストーリーでは(第一部)
リーニャ編
突然消えたアマリア(鏡界)の行方を捜していたところ、原界からやってきたエイツたちと初めて顔を合わせる。自分と同じ顔を見て混乱したからか、終始イラついた態度を取っていた。
ジャハラ編
そのあと、しばらく仲間たちと旅を続けていたが、自分の道理に合わない行動に違和感を持ち始める。その矢先、七大悪魔に接触され、言葉巧みに誘導されてアスタロトと契約を交わし、闇の使徒として原界に潜入した。
ルシフェルの命に従い、アニマを引き連れてジャハラに侵攻。手始めにアル・ハブークにてジャハラの軍隊と戦闘。彼らの混乱を利用し、壊滅させる。
タフトゥル廃坑まで進軍すると、エイツたち率いるジャハラ軍と会敵。原界のナディラと死闘を繰り広げるも、その間にアニマたちは全滅。敗北を悟り、姿を消した。
外伝1
敗走後、身を隠しながら何とか生き延びていたが、悪魔の力を失いつつあり死にかけていた。そんなときカペルが姿を現し、力を分けてもらったことで少しばかり回復。クォンツィで災禍を引き起こせという命令と、ソフィア(鏡界)とライサ(鏡界)もそこにいると聞かされ、痛みにこらえながらクォンツィに向かった。
クォンツィには何とか到着したものの、カペルが渡す力をケチったせいで消滅寸前まで追い詰められ、意識を失う。だが、プセマの誘導によってエイツに力を分け与えてもらい、ギリギリで生き延びた。
クォンツィ編
ライサ(鏡界)とミネルヴァ(鏡界)の奇襲が失敗したあと、ルシフェルとカペルとともに闘技場に姿を現す。彼らの命令に従い、エイツを殺すべく襲い掛かる。
だが、天啓のエンフォーサー、クォンツィ軍に妨げられ、敗北。一瞬の隙を突いて闘技場から逃げ出した。
クォンツィでの敗北後、仲間たちとはぐれて一人で逃げていた。消えかかっていた闇の使徒の力を回復させるため、エイツの行き先であるペイシェへ向かう。その道中に出会ったプセマから契約の強制力の抜け道について教えてもらい、一筋の希望を見出した。
そして、ペイシェに向かっているエイツたちの前に姿を現す。自分が闇の使徒になった経緯や鏡界について語り、ソフィア(鏡界)やライサ(鏡界)も悪魔に利用されているだけだと説明した。そのあと、エイツから力を分けてもらった。
ペイシェ編
ソフィア(鏡界)がエイツを殺そうとしているところに現れる。そして、悪魔との契約の抜け道について教えることで、今すぐにエイツを殺す必要はないと説き、一時休戦状態に持ち込んだ。
そのあとエイツに話をしようとした矢先、アリーチェが登場したため、その場を離れようとしたが、そこにダークリフレクターが出現。映し出された映像は、ライサ(鏡界)が力尽き、消滅する場面だった。
ダークリフレクターが消えたあとに現れるアニマを一瞬で片づけると、ダークリフレクターの詳しい説明を受け、映像の場所、アルジェントタワーへ向かうことを決意。ペイシェ騎士団団長であるミリアムの助けを借りて、アルジェントタワーに急ぐ。
アルジェントタワーに到着すると、ライサ(鏡界)と再会。アルジェントタワーへの道を妨げようとする彼女に呼びかけていると、複数のダークリフレクターとともにアリステラが現れる。彼女が連れてきたゼノアニマに対抗しようとするも、月の眷属であるため身動きが取れなくなってしまう。
時間が経って少しは動けるようになったが、とても戦えるレベルではなく、ほぼ無限に湧き続けるアニマの対処をミリアムに任せて撤退。撤退した先でエイツの仲間たちと合流し、ミリアムの救援に向かう彼らを見送った。
その後は鏡界の仲間たちと一緒にペイシェ軍に保護され、首都タラッサまで送り届けられる。
一泊して身体を休めたあと、ライサ(鏡界)の情報を頼りに仲間たちとヒュームに向かった。
ヒューム編
ヒュームへ向かう途中で、プセマと出会う。彼に引き合わされ、月影のエンフォーサーと合流。そのままプセマに導かれてエイツたちの前に姿を現し、力を分け与えてもらった。
そのとき、タラッサの話を聞き、悪魔のくびきへの抵抗を試みる。苦痛が和らいでいたことを確認し、エイツたちと敵対する理由が無くなるという可能性を見出した。
個人的な印象
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プレイアブルキャラで、初めて主人公たちと敵対したキャラクター。黒を基調とした服を着ているからか、妙にカッコよさが目立つ気がする。今は別行動中だけど、いつか合流する日が来るのかな?登場イベント
関連人物
・ソフィア(鏡界)、ライサ(鏡界)・・・鏡界の仲間たち。一緒に旅をして、数々の危機を乗り越えた。
・ルシフェル、カペル、アスタロト・・・七大悪魔たち。契約を交わしたことで、彼らの命令に従っていた。
・ナディラ・・・原界にいるもう一人の自分。ライサたちと比べると、そこまで接点がない。
・プセマ・・・謎の美少年。彼の助けを度々受けている。
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