『天啓パラドクス』ファンブログ

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トラブル! テリブル? 波乱のジャハラツアー

楽しい観光ツアー、のはずが――?

 

あらすじ

 エイツの仲間であるナディラは、砂漠の国ジャハラの王女である。彼女は、故国であるジャハラを記憶喪失の少女マカロンにもっと知ってもらうため、ツアーのチケットを用意。エイツもまた、マカロンの保護者としてツアーに参加することとなった。

 ナディラ、ツアーコンダクターであるアスィーラ、ジェネラスからやってきたラルーニャミーリャ姉妹とともに、ジャハラの王宮を見学した後、ラクダの試乗も体験。渋るラルーニャに対し、ミーリャはオトナ女子なら乗れるはずだと挑発してまんまと乗せることに成功。マカロンとラルーニャがラクダに乗ってみることとなった。
 しかし、ラルーニャがラクダに乗ったそのとき、ハプニングが起こる。なんと、魔物の群れがコチラに向かってきたのだ! そして、その群れを見たせいなのか、突如としてラルーニャの乗っていたラクダが暴れ始め、彼女を乗せたまま走りだしてしまった!

 あっという間に姿が見えなくなってしまったラルーニャ。自分が煽ったせいでこんなことになってしまったと自らの行いを悔やむミーリャに対し、誰も悪くないと彼女を励ますエイツたち。

 

 行方不明となってしまったラルーニャを見つけるため、エイツたちはジェネラスから来た物知りの力も借り、探索に乗り出すのであった――!!

 

目次

登場人物

ミーリャ・・・いたずら好きの女の子。ラルーニャの妹。ラルーニャの事実上の保護者を名乗り、彼女にたびたびいたずらを仕掛ける。行方不明となってしまった姉を救うため、力を尽くす。

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ラルーニャ・・・オトナ女子を目指す女の子。ミーリャの姉。おっちょこちょいで怖がりだが、妹のために勇気を振り絞ってみせる。暴れるラクダを制御できないまま、行方不明となってしまった。

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アスィーラ・・・ジャハラのツアーコンダクター。今回のツアコンを担当する。ラルーニャの行方不明に対して責任感を覚え、事態を収拾するべく動く。

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アリスカ・・・ジェネラスの魔法学校の先生。魔法だけでなくラクダの生態にも詳しく、その知識を活かしてラルーニャ探索をサポートする。

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エイツ・・・本作の主人公。一応、保護者という立場でツアーに参加しているが、観光名所を見て回るのを楽しみにしている。今回は珍しく大活躍した。

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・マカロン・・・記憶喪失の食いしん坊少女。相変わらず食以外に興味がない模様。ミーリャと仲良くなった。

ナディラ・・・ジャハラの王女。マカロンのためにツアーのチケットを用意した。都合がついたために新しい発見と息抜きをするべく自身もツアーに参加する。

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ストーリー

▼ネタバレ注意

 ジェネラスからやって来た物知りであるアリスカの知恵を借りて、ラクダの喉の渇きを潤すために水場に多く立ち寄る習性を利用し、先回りしてラクダを待つという作戦を立案する。

 手始めにタフトゥル廃坑を探索すると、そこにラクダの足跡を発見。それを辿っていき、幸運にもすぐにラルーニャを見つけることができた。
 しかし、運の悪いことに再び魔物の群れが近くに来てしまう。そして、行方不明となった状況と同じようにラクダが興奮し始め、その場から走り去ってしまった。

 だが、くよくよしてられないと、ミーリャを始めとする一行はラルーニャ探しを再開。とはいえ、とてつもない速度で走り去ったラクダに追いつくのは難しい。
 そこで考えたのは、エイツの力を分け与える能力をエイツたちが乗っているラクダに使用し、パワーアップを図るというものだった。が、残念ながらラクダには効果が無い。やはり無理だったかと肩を落とすエイツだったが――。

 打開策を見つけたのは、ミーリャであった。彼女は自分の手で姉を見つけるべく、エイツのその力を自身に使ってくれないかと頼み込んだのだ。早速使用すると、彼女には効果があり、猛烈なパワーアップを果たす。そして、そのまま自らの足でラルーニャ探索へと向かった。
 アリスカアスィーラたちにもとを分け与え、探索に乗り出す一行。ラルーニャを最初に見つけたのはミーリャであった。彼女はアスィーラから貰った笛を吹き、姉を見つけたことを全員に知らせて協力を求める。

 しかし、ラルーニャのラクダは彼女を乗せて未だ走っていた。このままでは、ラクダの制御ができないラルーニャでは降りることができない。
 その状況を見たアリスカは、ラクダから飛び降りたところを自身の魔法でキャッチするという作戦を立案。だが、その作戦には思い切りが必要不可欠のため、怖がりであるラルーニャはなかなか実行に移すことができない。

 それでも、魔法と一緒に自分が受け止めるから勇気を出してくれと叫ぶミーリャの励ましを受け、意を決してラクダから飛び降りたラルーニャ。見事作戦は成功し、ラルーニャを救出することができたのだった。

 

 ようやく一息つくことができた一行は、最後の案内スポットである小さな道しるべを観光する。ジャハラの王都ナフラとクォンツィへの分かれ道となる場所に置かれたそれには、自分たちはたとえ離れていても一心同体だという旨の言葉が書かれていた。
 それを読んだラルーニャはいつか自分とミーリャも離れるときが来るかもしれないと寂しがる。だが、ミーリャは、ラルーニャは寂しがり屋だから自分と離れるわけがない、ずっと一緒だと楽しそうにからかった。

 

 しんみりとした空気にならずに相変わらず騒がしくする姉妹。エイツたちは少し呆れつつも、彼女たちらしいと微笑むのだった。

 

個人的な印象

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 メインストーリーでは全く出番がないけど、人気なキャラであるラルーニャとアリスカが初登場したイベント。やっぱり人気があるだけあって可愛い。
 ラルーニャとミーリャの姉妹の絆も尊い。最高だと思うぜ..........。

 

 

 

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