ジェネラスで活動する盗賊団
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ジェネラスに古くから伝わる魔物の名”ズロイ”を冠している、盗賊団。
団長であるジーイェンを中心としており、店の商品のようなショボいものから美術品といった大物まで、盗む物は幅広い。
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目次
ズロイ盗賊団の主要メンバー
・ジーイェン・・・ズロイ盗賊団の団長。盗賊としてのスキルは極まっており、警備が厳重な屋敷から財宝を盗み出すことができる。
・ハイファ・・・ジーイェンの自称右腕。彼女のことを深く尊敬し、役に立とうと健気に頑張っている。
・イオリ・・・ズロイ盗賊団の新入り。正体はリーニャ近衛兵団第13師団、通称スターダスト所属の軍人で、盗賊団に潜入したスパイ。
ズロイ盗賊団の由来
前述の通り、ズロイ盗賊団の”ズロイ”とは、ジェネラスに古くから伝えられる恐ろしい魔物の名前のこと。
彼らはそのズロイのような角が付いた仮面を被って盗みを働いている。
なぜズロイと名乗りだしたのかは不明。マリヤによれば、ジェネラスの民なら誰もが恐れる魔物をわざわざ名乗っているのだから、相当な覚悟を持っているのではないかと考え、イオリによれば、盗賊団はジェネラス出身ではないから安易に名乗ったのではないかとそれぞれ考えている。
おそらくは後者だと思われる。
ズロイ盗賊団の成り立ちと活動方針
ズロイ盗賊団は、楽してお金を荒稼ぎするためではなく、生活費を稼いで生きるために盗みを働いている。
その成り立ちはある一人の凄腕盗賊、ジーイェンに起因している。元々は一人で盗賊の活動をしていたのだが、その傍らで貧しい人々を助けていくうちについてくる人が増えていき、次第に盗賊団と呼べるほどの団体になっていったのだ。
そのため、団員のほとんどは貧困に苦しむ者たち。ジーイェンは彼らを養うため、本来ならガラではない団員たちの大した価値のない盗みを許容している。大物を盗み出せるジーイェンに比べてまだまだ腕が足りない者たちばかりであるし、何よりもジーイェンだけではさすがに団員全員を食べさせることができないためである。
団員たち以外にも、貧しい子どもたちに食べものを渡したりしている。
盗む物はバラバラで、金貨、美術品、店の商品など。個人で盗むこともあれば、団員たちが複数人で結託して計画を立てて、高価な物を盗みに行くこともある。後者の場合、ジーイェンがメンバーを選出し、選ばれた者たちとともに綿密な準備をする。また、その場合は彼女の信条に基づき、ターゲットに必ず予告状を出している。
いずれにせよ、成果物は懇意にしている酒場にて報告し合うのが義務。全員の成果物を回収してから金に換え、団員たちに配っているのだ。
ちなみに、換金場所の一つは、表向きはカジノになっているところ。お金を大量に持っていても不自然ではないため、あまり怪しまれる心配がない。
しかし、組織として大きくなりすぎてしまったためか、最近は変なメンバーも入ってきてしまい、統率が取れていない。そのため、ジーイェンの意向にそぐわない過激な手段で金を稼ぐ者たちも現れてしまっている。
ズロイ盗賊団の最期
『潜入！ ズロイ盗賊団との攻防戦』において、ジーイェンを始めとする団員の大半が検挙され、解散することとなった。その結果、悪質な団員は逮捕され、残りのメンバーは盗みを二度と働かない旨の署名をしたあとに釈放された。これは、ジーイェンが盗みを働いていた理由に情状酌量の余地があると判断されたからである。
そして、釈放された元メンバーの仕事探しなど、警備隊に諸々のケアをしてもらうことにもなった。
だが、ジーイェンとハイファは釈放されたあとも相変わらず盗みを働いているようだいいのかなこれ。
ズロイ盗賊団の残党
しかし、検挙されていない残党も残っており、相も変わらず盗みを働いていた。が、エイツとイオリの活躍によって残りの団員も検挙され、ズロイ盗賊団は完全に消滅した。
登場イベント
個人的な印象
▼ネタバレ注意
他の作品の、ルパン三世や怪盗キッド、怪盗ジョーカーを彷彿とさせる盗賊たち。登場したイベントで解散したのであまり言えることはないけど、メンバーたちが再就職できたっぽいのでよかった。
まあ、ジーイェンたちは相変わらず盗みやってるけど。
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