『天啓パラドクス』ファンブログ

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どたばたショコラティエ

二人の破壊神

 

あらすじ

 依頼をこなすべく、ソフィアを始めとする仲間たちが各地に散らばる中、エイツ、マカロン、ハンペンといった非戦闘員はミルの中で留守番していた。
 そこに、ライサとヤヤがやってくる。少し時期外れのバレンタインを楽しもうとする二人と一緒に、マカロンは町に出かけることになり、エイツは一人残ることになった。

 しばらくして帰ってきたマカロンは、とんでもないことを言い出した。町の通りで行っていたチョコ作りのパフォーマンスショーに影響され、自分もカッコよくチョコを作りたくなったという。
 しかし、もちろんマカロンにそんなスキルはない。半ば諦め気味になっていると、ミザリーが現れる。彼女は、マカロンのために素人でもド派手なチョコを作れる機械を発明してやると豪語した。マカロンに甘いライサ、心優しいヤヤもこれに協力することに。

 だが、エイツは嫌な予感がしていた。ミザリーの発明品は暴走して大惨事を招いたことが何度もあり、ヤヤもおっちょこちょいな性格からとんでもないドジを踏んだことが数えきれないくらいあるのだ。
 

 果たして、二人の”破壊神”の暴走を止め、何の問題もなくマカロンはチョコを作ることができるのだろうか――?

目次

登場人物

・マカロン・・・記憶喪失の少女。チョコ職人になるため、ミザリーたちの力を借りることに。

・ハンペン・・・言語を解する魔物。魔物用のバレンタイン衣装が無いことに憤慨した。

・エイツ・・・本作の主人公。ミザリーとヤヤというトラブルメーカーたちの行動に肝を冷やす。

ライサ・・・ジェネラスの双剣使い。エイツたちと別れてジェネラスに滞在していたが、バレンタインのチョコを渡すためにエイツたちの元へ赴いた。

 

ヤヤ・・・ドジっ子見習い看護師。新年の挨拶と、神社の巫女の仕事が忙しすぎてできなかった新年っぽい遊びをするためにエイツたちに会いに行った。が、やっぱりバレンタインを楽しむことにした。


ミザリー・・・世界征服を企むポンコツ発明家。バレンタインの服も着れず、チョコも作らせてもらえないマカロンを可哀そうに思い、彼女の願いを叶えるべく一肌脱いだ。

ストーリー

▼ネタバレ注意

 マカロンの要望を聞いたミザリーは発明品を完成させた。そのサポーターは装着者の身体能力を飛躍的に向上させ、ボタン一つで身体を勝手に動かしてプロ級のチョコを作ることができるようになるのだ。
 その実験体に選ばれ、普段ならできないダイナミックな運動を楽しむヤヤ。発明品の効力も分かったことだし、マカロンに装着させようと提案するエイツだったが、ミザリーは不敵に笑う。そして、声高らかにこう叫んだ。「殲滅モード起動!!」。
 すると、ヤヤは物資目掛けて突っ込んでいき、全てバラバラになってしまい、また組みなおす羽目になったのだった。

 とりあえずミザリーには本気で説教し、サポーターをマカロンに装着させることも取りやめることに。説教は効いたようで、ミザリーは特に危険性がなく楽しくチョコを作れる発明品を新たに開発。チョコの材料も用意し終え、いよいよチョコ作りが始まった!

 

 まずはミザリーが包丁を使ってチョコをほど良いサイズに刻み、続けてライサがそれらを湯せん。湯せんしたものを滑らかにする役割を担ったのは、マカロンだ。
 マカロンが発明品のスイッチを入れると、先端のワイヤー上のアタッチメント部分が回転。さらに、音楽が流れ、動物型のシャボン玉が宙を舞う。
 その様は、マカロンをご機嫌にさせるには十分すぎるほどであった。

 別のところでは、サポーターを付けて華麗にチョコを作るヤヤの姿が。すっかり慣れたようで、かなり調子に乗っているヤヤ。
 だが、あまりにも使い過ぎたせいで、動力切れを起こしてしまう。すると、ヤヤはバランスを崩し、持っていたチョコの容器をエイツに零す。また、ヤヤたちに気を取られてよそ見してしまったマカロンは、ハンペンにチョコを零す。
 こうして、二人は全身くまなくチョコレートでコーティングされてしまったのだった。

 

 風呂場に行き、チョコを流し終えたエイツたち。しかし、別の問題が発生する。ライサとヤヤが夢中になり過ぎてチョコを作りすぎ、ミザリーがかなり大きめのミザリーチョコを作ったことで、材料が足りなくなってマカロンの分が無くなってしまったのだ。
 だが、エイツはこうなることを予見し、あらかじめスポンジケーキを購入していた。スポンジケーキならば、表面をチョコでコーティングすればいいため、チョコの材料も足りるというわけだ。

 問題は解決し、チョコ作りを再開。マカロンを全員でフォローし、ついにお城のようなチョコケーキを完成させる。マカロンは満面の笑みを浮かべ、全員にお礼を言うのだった。

 

.........と、これで終われば良かったのだが、やはりそうは問屋が卸さなかった。帰ってきたソフィアたちに早く完成させたチョコを見せようとするヤヤに、ミザリーが叫ぶ。「殲滅モード再起動!!」

 青い顔になった一同は、チョコレートケーキを守るためヤヤを全員で止めに入ったのだった。

 

 

個人的な印象

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 バカみたいなイベントストーリー。最近はかなり真面目なものが多かったので、非常に助かる。めっちゃほっこりした。

 

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