殲滅フラッグバトル！！
あらすじ
サリアルウォーターバトル個人戦は、トラブルが重なって中止となった。さらに、夏の暑さが急に戻ったせいで体調不良者が続出、ガチ勢を恐れて途中参加者もいない上、マカロンとエイツも観客に回るため、団体戦でもなかなか厳しい状況に追い込まれてしまう。
だが、リーリンの参戦や主催者であるチーナ自身の参加により、なんとかして体裁を整えることに成功。
こうして、町全体を舞台としたサリアルウォーターバトル団体戦、『殲滅フラッグバトル』が幕を開けるのだった――！！
↓は本イベントの前日譚。
目次
登場人物
Aチーム
・ナディラ・・・ジャハラの王女。団体戦ではレイナとチームメイトに。
・ライサ・・・ジェネラスの双剣使い。その鋭い観察眼を遺憾なく発揮する。
・サンドラ・・・ジェネラスの淑女。エイツに自チームを応援するよう頼む。
・レイナ・・・ソフィアの叔母にして傭兵。個人戦ではナディラと戦ったが、今回はチームメイトになった。
Bチーム
・ミザリー・・・トンデモ発明家。個人戦での負債を帳消しにするため、気合を入れて戦う。
・リーリン・・・武を極めんとする武道家。本大会のために、みっちりと修行を重ねてきた。修行しすぎて遅刻した。
・チーナ・・・ジェルニド財閥の娘。主催者だが、今回は自身も選手として参加する。サリアルウォーターバトルを全世界に普及させるという野望を持っている。
・ソフィア・・・エイツの幼馴染兼護衛。中盤まで姿を見せない。選手のはずだが.........？
その他の人たち
・ハンペン・・・言語を解する魔物。団体戦でも続けて実況を担当する。
・マカロン・・・記憶喪失の少女。団体戦はハイリスクのため、観客として応援する。
・エイツ・・・本作の主人公。マカロンに付き添う形で観客として応援する。
殲滅フラッグバトルとは
サリアル海岸を飛び出し、市街地で行う。観客席やセーフティーエリアが各地に設置されており、観客は目当てのチームを追いかけて観戦することができる。
勝利条件は、相手全員に水を掛け、なおかつ相手の陣地にあるフラッグを取ること。 ただし、ミッションエリアという特別なエリアが存在し、そのポイントで発生するミッションをクリアすると、勝負に有利となるマジックアイテムを入手できる。
ストーリー
▼ネタバレ注意
ナディラたちAチームが一塊になって行動していると、Bチームのリーリンがミザリーのジェットブレードに乗って奇襲を仕掛ける。が、すぐに撤退。意味不明な行動に首をかしげる一同だったが、その狙いはミザリーが試合前にあらかじめ仕掛けていたトラップを起動させることだったのだ。
ルールの盲点を突くBチームに対し、Aチームも負けじと盲点を突く。部外者であるエイツのアドバイスを聞き入れ、建物の中を通ることでミザリーのトラップを回避したのだ。
そうして海岸のミッションエリアにて待つミザリーと戦うAチーム。だが、ミザリーは自滅し、あっけなく敗退。ミッションをクリアしてマジックアイテムをゲットしたAチームの前に現れたのは、Bチームのチーナだった。
彼女は別のミッションエリアで入手した敗者復活カードにより、ミザリーを復活させる。そして、サンドラを撃破するも、そのあとすぐにミザリーがライサによって討ち取られることとなった。
これを受け、チーナは自チームの拠点まで撤退しようとするが、ナディラとレイナがそれを追いかける。体力のないチーナを追い詰め、彼女を撃破した。
そこに、潜んでいたリーリンが現れる。とてつもないスピードでナディラの間合いに入り込み、彼女を瞬殺。レイナとの一騎打ちとなった。
お互い手練れらしく、白熱した勝負を繰り広げる一方、途中退場したサンドラが観客席にやってくる。エイツの隣に座り、Aチームの応援に回った。
リーリンとレイナの戦いは、みっちりと修行を重ねてきたリーリンに分があった。防戦一方になるレイナだったが、別行動を取っていたライサが参戦。飛距離の伸びるマジックアイテムを引っ提げて戦うも、本気になったリーリンに敗北してしまった。
次なる標的をレイナに向けようとしたその瞬間、敗北したはずのライサがリーリンに水を掛ける。なんと、彼女は攻撃無効のアイテムも所持していたのだ。
ミザリー、チーナ、リーリン。Bチームに所属する全選手が敗北し、Aチームの勝利が確定したと思われたそのときだった。
今まで姿を見せなかったソフィアが現れる。Bチーム最後の４人目は彼女だったのだ。想定外の事態に虚を突かれたライサは被弾。最後の戦いは、レイナVSソフィア。叔母と姪の戦いとなった。
しかし、その戦いは意外な形で決着する。ソフィアが参戦すると事前に知っていたレイナとサンドラは彼女の弱点であるエイツに目を向け、ソフィアの嫉妬心を煽ることで隙を作り、そこを攻め立てたのだ。作戦は見事成功し、Aチームの勝利に終わった。
団体戦が終わり、協力したソフィアに報酬として高級リゾートホテルの宿泊券を渡すチーナ。だが、気温が上がって観光客が一気に押し寄せ、予約が取れなかったため、人数分を渡すことができないという。
もちろん不満を抱く一同だったが、ライサがボソッと呟く。実は、チーナが試合中に使用した敗者復活カードは、チーム全員が揃っていなければ手に入らないものであり、つまり反則行為をしていたのだ。
こうして平和的な話し合いによって人数分の高級リゾートホテルの宿泊券をゲットしたエイツたちは、ペイシェの海を満喫したのだった。
個人的な印象
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珍しく（というか初めて？）、続き物のイベント。一言で言うなら、やっぱり水着って最高だぜ！！
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