目立ちたがり屋の天才魔法使い
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鏡界からやってきたもう一人のロセット。ダークリフレクターに偶然触れたことでたまたま原界にやってきた。そのため、闇の使徒になっていない。
史上最年少で魔法使い協会会員となったほどの天才魔法使いだが、その魔法をしばしばイタズラに使うちょっとした問題児。
自分の考えをかなり激しく主張するタイプではあるものの、一方で好きな人に好かれるためなら相手の好みに合わせようと考えるタイプでもある。相手の食の好みに合わせた料理を朝早く起きて準備したこともあるなど、意外と尽くす系。
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目次
とにかく注目されたい
かなりの目立ちたがり屋で、他人の注目が自分に向いていないと気が済まない性分。みんなを魅了するアイドルを見て、心底憧れる素振りを見せていた。
しかし、ただそうした願望を抱いているだけではない。みんなからの注目を集めるための自分磨きを欠かさないのだ。見た目を整えるべくおしゃれも嗜む上、体型維持のために筋トレを日課にするほど。さらに、外見だけでなく教養も磨き続ける必要があるとして、読書も積極的に行う。
こうした努力をするのは、他人を夢中にさせるためにはそれに見合う魅力を持つ必要があると考えているから。自分が好きではない自分は誰も好きにならないし、自分を変えることこそが現実を変える魔法だと知っているからなのだ。
また、注目されたいがために真面目であること、つまらないことをとにかく嫌う。特に、男を惹きつけるためには男を惑わすことができる刺激的な女の子であり続けなければならないと自論を展開し、そうであるために真面目でイイ子という枠に捉えられないように振舞っている。
魔法の天才
史上最年少で魔法使い協会会員となった天才魔法使い。その通り実力は確かで、『マジックカプセル』という魔術効果を容器に詰め込み、誰でも魔術を使えるようにできる道具を開発するほどの天才ぶり。劇中では、一定時間誰でも透明になれる魔術をマジックカプセルに詰め込んでいた。
このマジックカプセルを開発した動機は、元々漁業で栄えていた実家を再興させるため。多くの人々に売りつけ、資金を手に入れようとしているのだ。ゆえに、ビジネスチャンスは常に狙って逃そうとしない。
他には、甘味と辛味を入れ替える魔法などを使用することができる。
イタズラ好き
前述の目立ちたがりな性格が高じ、イタズラが大好きになった。みんなをびっくりさせることで、他人の気を自分に向けさせたいのである。
また、前述した一定時間透明になれる魔法のようにイタズラに特化した魔法を開発しているが、一方で普通に真面目な魔法も開発している。そのイタズラ特化の魔法も、ちゃんと市場のニーズに合わせたものであり、彼女曰く単なるイタズラ好きではないとのこと。ちょっと信じられないけど。
意外とマトモ..........？
とはいえ、ちゃんと弁えるべきところは弁える常識的な一面も持っている。サンタの格好をして各地のクリスマスイベントに参加し、集まった子どもたちにお菓子を配ったり行列の並ぶ順番を案内したりと真面目に雑用に励むこともあった。
さらに、イタズラをした後のお詫びも丁寧に行い、エイツにはトッピング盛りだくさんのクレープを奢ったりしていた。
ストーリーでは（第二部）
サイド：ペイシェ
クリスマスが終了してやることがなくなってしまい途方に暮れていたところ、エリーザと出会う。彼女から、しばらく原界のことを勉強してはどうかと提案され、そのためにペイシェ王立魔法学院に通うように勧められる。そのアドバイスを受け、ペイシェ王立魔法学院の短期留学生となった。
その後、持ち前のコミュニケーション能力によって、すぐに同級生たちと打ち解ける。だが、肝心の服装がサンタ姿のままなことに不満を抱き、新衣装を発注。しかし、世界情勢が不安定化したことが影響したのか、いつまでも衣装が届かずイライラを募らせていた。
そして..........。
すっかり学院にも慣れ、放課後にクレープを食べることが好きになった。また、クラスメイト全員と遊びに行くほどに馴染んだ。
一方で、じっと座らなければならない座学にはどうしても慣れない模様。
ようやく衣装が到着し、ミニスカートを身に纏うことができた。それにより、いつもよりもあからさまにテンションが上がっており、事情によって気落ちしているクリスティーナとキアナを少しだけ明るい気分にさせていた。
登場イベント
個人的な印象
▼ネタバレ注意
原界と鏡界で性格が違うはずなんだけど、ロセットに関してはそこまで違いが見られない気がする..........。まあ、どっちも好きだからどうでもいいことなんだけど。僕もイタズラされたいなぁ。
関連人物
・ロセット・・・原界にいるもう一人のロセット。敵対したことがないためか、お互いの関係は良好。
・ミーリャ・・・イタズラ好きの少女。イタズラ好きという点で気が合う部分が多く、一緒にイタズラを行ったことも。
・エリーザ・・・ペイシェのエリート商人。やることが無く困っていたところ、彼女に勧められて短期留学生としてペイシェ王立魔法学院に通うことになった。
・クリスティーナ、ユーマオ、パオラ、シェリル・・・ペイシェ王立魔法学院の同級生。すぐに仲良くなり、基本的には彼女たちと一緒に行動している。
・サラタ・・・ペイシェ王立魔法学院の先生。彼女の剣と魔法を組み合わせた実技を大変気に入っている。また、アイドルになり注目を浴びている彼女に憧れを抱いている。彼女の正体は知らないが、不思議な雰囲気があるとして気になっているようだ。
・ステファニア・・・ペイシェの次期女王。特別臨時講師としてやってきた彼女に、物怖じせずにステちゃんと呼んでみせた。が、怒らせたかもしれなかったときはさすがにうろたえていた。
・エイツ・・・本作の主人公。イタズラに素直に引っ掛かる上に大きなリアクションを取ってくれるので、イタズラし甲斐があるとして非常に気に入っている。
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