『天啓パラドクス』ファンブログ

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クリスマス・ワンダーランド

クリスマス不思議の国のアリス

目次

 

あらすじ

 クリスマス。それは、街中に煌びやかな装飾が施され、行き交う人々もどこか幸せな気分になる行事である。
 そんなイベントが間近に迫る中、エイツたちはクリスティーナの誘いを受け、孤児院に訪れようとしていた。孤児院で開かれるクリスマスパーティー準備に人手が足りないため、手伝ってほしいとのことだった。

 子どもたちと遊びながらパーティーの準備をみんなで順調に進めていると、一人だけその輪に入らない少女がいた。名前はアリス。最近孤児院にやってきた彼女は、まだ辛い記憶を払拭できず周囲に馴染むことができていなかったのだ。

 アリスを元気づけるため、クリスティーナはとあるサプライズを計画する。果たしてエイツたちはアリスの笑顔を取り戻すことができるのか――?

 

登場人物

・エイツ・・・本作の主人公。結局、サンタにコスプレする羽目に。

・ハンペン・・・マスコットキャラ。子どもたちからぬいぐるみのように扱われ、ある意味可愛がられた。

クリスティーナ・・・不思議の国を夢見る少女。孤児院の子どもたちのため、サンタに扮装する。

ユラニア・・・千年の眠りから目覚めたヒュームの従輝聖。現代のクリスマスに興味を持ち、孤児院で手伝いをする。

ナディラ・・・ジャハラの王女。去年のクリスマスが楽しかったので、今回も参加を決める。

 

ストーリー

▼ネタバレ注意

 アリスを元気づけるため、子どもたちを喜ばせるためにクリスティーナが考案したサプライズは、不思議の国の世界を再現することだった。やや街から離れた場所で行うものの、リスクは限りなく低い。エイツたちは小物の飾りつけをしたり、サンタの服を買ったりなどしてサプライズの準備に勤しんだ。

 そして、迎えたクリスマス当日。不思議の国の宝探しを行い、続々とゴールである結婚式場へやってくる子どもたち。順調そうに見えたが、そこにクリスティーナたちが血相を変えて走ってきた。アリスが姿を消してしまったのだ。子どもたちによると、アリスは”ウサギの巣穴”から不思議の国に入っているという。

 子どもたちの言葉を信じ、エイツたちは”ウサギの巣穴”と思われる場所へと向かう。ぱっと見では分からなかったが、ハンペンの活躍(?)により小さな穴を発見。そこを通り抜けてアリスの足跡を辿っていくと、町はずれの森の奥でついにを見つける。
 魔物も蔓延る森に勝手に入ったことがバレ、怒られると委縮するアリスだったが、クリスティーナは優しい態度を崩さなかった。そんな彼女にアリスはようやく心を開き、自分のことを語り始める。
 森にたびたび入っていたのは、この場所で離ればなれになった両親と会えるかもと思ったからであったこと、アリスという名前は母の好きな『不思議の国のアリス』から取られた名前であったこと。そして、自分もクリスティーナと同じように『不思議の国のアリス』が好きで、クリスティーナともっとお話がしたいということを。

 その言葉を聞いたクリスティーナは、楽しく騒いでいる子どもたちよりも子どもっぽく大喜びするのだった。

 

個人的な印象

▼クリックで詳細表示  シンプルないい話。僕は最初アリスが本当に不思議の国の住人なんじゃないかと思っちゃったけど、そういうわけではなかったね。
 不思議ちゃんの印象が強いクリスティーナだったけど、今回でかなり好印象を持った。もちろん優しい子だっていうのは最初から分かってたけどね。

 

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