着物の美女たちと千年の憂い
あらすじ
テーセツの七煌、エラストスの手がかりを得るため、テーセツに到着したエイツたち。だが、手がかりが潜んでいる地下迷宮へはテーセツの国王ショーグンが立ち会う必要があり、そのショーグンは現在多忙。彼が落ち着くまで、新年をテーセツでしばらく過ごすこととなった。
旅から離れていたライサやナディラも合流し、女性陣は着物に着替え、新年を満喫していた。
そこに新たな従輝聖、セラフィナがユラニアとともにやってくる。千年の眠りから目覚めたばかりで戸惑う彼女に優しく歓迎するエイツたち。そんな彼らと接していくうちに少しずつセラフィナは馴染んでいき、テーセツの新年を楽しみ始める。
だが、次第にその表情は沈んでいく。そして、思いつめた様子でエイツたちから離れ、どこかへ行ってしまった。これには、既知の間柄であるユラニアですら驚きの事態であった。
明るくて元気いっぱいのセラフィナに、一体何が――?
目次
登場人物
・セラフィナ・・・リーニャの従輝聖。千年の眠りから目覚めた直後にエイツたちと合流するが.........?
・エイツ・・・本作の主人公。今回はやや雑な扱いを受けていた。
・マカロン・・・記憶喪失の少女。新年ということで、いつもよりはしゃいでいた。
・ハンペン・・・マスコット(?)キャラ。エイツと同じく雑に扱われる。
・ソフィア・・・リーニャ出身、エイツの護衛。新年を満喫しつつ、いつものようにサンドラに嫉妬する。
・ロセット・・・ペイシェの凄腕魔法使い。新年を満喫しつつ、自作の魔法グッズを売ろうとした。
・サンドラ・・・ジェネラスの淑女。エイツに無意識にアピールし、ソフィアに複雑な気持ちを抱かせる。もちろん本人は気づいていない。
・ライサ・・・ジェネラスの双剣使い。エイツたちと別行動を取っていたが、ワカバから招待されて合流する。
・ナディラ・・・ジャハラの王女。エイツたちと別行動を取っていたが、ワカバから招待されて合流する。テーセツでの新年の過ごし方に興味津々で、かなりはしゃいだ。
・ユラニア・・・ヒュームの従輝聖。セラフィナとともにやや遅れてエイツたちと合流した。
・アーミナ・・・ジャハラの従輝聖。セラフィナとは幼馴染で、彼女の気配を感じ取ることができる。
・サユカ・・・エイガ忍衆の一員。多忙なワカバの代わりにエイツたちをもてなす。
・ヤヤ(鏡界)・・・エッチなことが大好きなもう一人のヤヤ。直接は登場しないが、イタズラ心が今回も爆発する。
・ワカバ・・・テーセツのわんぱく王女。直接は登場しないが、エイツたちに新年を楽しんでもらおうとした。
ストーリー
▼ネタバレ注意
いくら待ってもセラフィナが戻ってこないことを受け、エイツたちは総出で彼女を探しても見当たらない。行きそうな場所に心当たりもなく、手詰まりに陥りそうになる中、現れたのはアーミナ。幼馴染である彼女の導きで、セラフィナを見つけることに成功した。
アーミナと二人きりで会話をするセラフィナ。話を終え、なぜ思いつめてしまったのかをエイツたちに語った。
みんなが楽しんでいる姿を見て、今はもう会えない千年前の人々のことを思い出し、猛烈に寂しくなってしまったのだ。
そんな彼女に、千年前からの仲間として寂しくなったら頼ってほしいと優しく接するユラニア。そして、エイツもまた、従輝聖や七煌以外にも自分たちがいる、もう自分たちは仲間だと語る。それを証明するように、多くの仲間たちがその場に現れた。
それを見たセラフィナは元気を取り戻し、新しくできた仲間を守るため、改めて世界のために働くことを決意するのだった。
その直後、ヤヤ(鏡界)がとんでもないことをやらかしたとサユカから教えられる。寂しさを感じないほど騒がしいのはいいことだが、何事にも限度はある。エイツはため息をつき、現場に向かうのだった。
個人的な印象
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非常に豪華なシナリオ。新キャラであるセラフィナが登場しつつ、なおかつメインキャラたちの着物姿を見せるというサービス精神。まあその分ガチャを引かなきゃならんけどな! むしろサービスしてるのは僕たち課金プレイヤーストーリーの話をすると、自分の知り合いがほとんどいない世界に放り込まれるのはやっぱキツイよなぁ。セラフィナは立ち直ったけれど、僕だったら無理かも。あ、でもよくよく考えたらこの世界にそんなに知り合い居なかったわ。
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