苦労の絶えないヒュームの軍人
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ヒューム近衛軍師団長。愛する母国と民を守るため、槍を振るう。ヒュームの国王ジェイムスの実質的な側近であり、彼の無茶ぶりにも懸命に応える。また、エイツの実質的な姉である。
師団長のため、その実力は国内でも最強と謡われている。数々の修羅場を潜り抜けてきたソフィアたちですら全く敵わないほどの強さを誇る。
一応、王族の一人ではあるが、母親の地位が低かったため扱いはそこまで良くなかった。
整理整頓が下手で、どれだけきれいな部屋でも無残に散らかしてしまう。ただ、本人はこれを否定しており、散らかしているのではなく効率を考えてあえてこういう配置にしているとのこと。
だが、客観的に見れば散らかっているようにしか見えないため、軍では彼女の部屋は『あかずの間』扱いされている。
目次
師団長の信念
ノブレス・オブリージュを常に忘れずに行動している。そのため、目立つ行動を避けるべき場面であっても、困っている人を見かけたら助けずにはいられない。
また、他の実力者と同じように鍛錬も欠かさない。ヒュームが主催する国際スポーツ大会においても、優勝するために腕立て伏せ一万回をやり遂げたほど。
その他にも、曲がったことを嫌うまっすぐな正義感を持っていたりと、部下からも尊敬の念を抱かれている。
エイツの姉
血は繋がっていないが、エイツとは本当の姉弟のような間柄。小さいころは、褒めて褒めてとせがむエイツの頭をよく撫でていた。
お互いに大人になった今でもその愛情は変わらず、子どものころと同じように接している。照れるエイツをからかうこともしばしば。
一方で、立派に成長して大人になったエイツに感慨を覚えることも。
エイツへの愛を象徴するように、自室には子どものころにエイツからプレゼントされた花を額縁に入れて飾っている。花自体は別に珍しくもないし、花を貰った際に劇的な出来事があったわけでもない。それでも嬉しくて仕方がなかったのだ。
公私混同はしない
だが、それほど可愛がり大切に思っていたとしても、ヒュームを守るためならば私情を捨てて敵対も辞さない厳格さを持つ。もちろん本意ではなかったが、覚悟を決めていたのかほとんど躊躇いを見せることはなかった。
ストーリーでは(第一部)
ジェネラス編
ヒュームで開かれる天啓の儀式の警備責任者を務め、市中の見回りをしていたところ、エイツ――災禍の導き手がヒュームに入国しようとしていることを知る。せめてもの慈悲として自らの手で引導を渡すため、一人だけでエイツの元へ向かう。
ヒューム編
そして、密入国しようとしたエイツたちの前に立ちはだかる。軍の命令に従いエイツを殺そうとするがミリアムに受け止められ、戦闘。一進一退のハイレベルな攻防を繰り広げる。
だが、そんな中ダークリフレクターが出現する。自身には見えず混乱を隠せなかったが、エイツに触れられたことでその存在を認識。ヒュームに起こる悲惨な未来と、エイツたちが災禍を防ぎ続けていたことを説明される。
報告とも矛盾が無かったことから、ひとまずはエイツたちの言い分を信じて撤退した。
その後、実際にヒュームの首都アイトリアで災禍が発生し、多くの悪魔たちが出現。それらを撃退するため、天啓のエンフォーサーやミリアムと力を合わせて戦った。
一区切りがついたあとは、国王ジェイムスのもとへ報告に戻った。
しかし、今度はアイトリアの暴走によって大量の精霊がヒューム全土を襲う事態に陥り、ジェイムスにも危険が迫っていたところを間一髪で防ぐ。そのまま、彼の護衛に回った。
ストーリーでは(第二部)
七国会議編
ヒュームの代表として、エイツとともに七国会議に参加した。
登場イベント
個人的な印象
▼ネタバレ注意
主人公の義理の姉でありながらガチで抹殺しにくるというなかなかおいしい衝撃的で過激な登場を果たした。最初こそアレだったものの、今では完全にデレまくっているからすごいかわいいと思った。お姉さんを僕にください
関連人物
・エイツ・・・本作の主人公。弟として今でも可愛がっている。
・ジェイムス二世・・・ヒュームの愚王。彼の無茶ぶりには応えつつも、やはり内心は不満が募っているためときどき愚痴をこぼしている。
・ミリアム・・・ペイシェ騎士団団長。彼女とほぼ互角の戦いを繰り広げた。
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