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『ステファニア』

誇り高きペイシェの次期女王

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 ペイシェの次期女王。ペイシェを世界一美しい国と信じ、世界中にその素晴らしさを知らしめようとしている。少し気が強く奔放な面はあるものの、善良な性格の持ち主。

 世界中を旅した経験からか、各国の歴史や文化に詳しい。また、高貴な身分らしく下品な人や振る舞いが嫌いである。

 

目次

誇り高い性格だが.........?

 次期女王としてふさわしくあるべく、常に品位を保っている。装飾品や服装にも威厳があるかどうかを重視しているほど。そのため、親しみやすいフランシスカとは対照的にやや近寄りがたい雰囲気があり、もちろん無礼な態度を取られれば厳しく咎める。

 しかし、ペイシェを思う気持ちは本物。ペイシェの自然や景色を心の底から愛している。ゆえに、ペイシェの利益のためならば、10年以上はかかるであろうジャハラへの人道支援も積極的に行うなど、面倒なものも一切ためらうことはない。
 それゆえにペイシェの町並みや自然が汚されることに恐怖を覚え、我を忘れるほどに怒り狂ってしまう。

人格形成の基礎

 元からここまでの愛国心や王族としてのプライドを持ち合わせていたわけではなかった。

 幼少期は病弱で、そのために過保護に育てられてきた。その結果、すっかりワガママになってしまった。
 だが、転機が訪れる。大きくなって健康になると、新しい家庭教師に強引に世界中を連れ回されたのだ。そして、様々なことを学んだことで、ワガママな気質はすっかり更生。ペイシェに帰国してこの国のすばらしさを再発見し、改めて自分がどうあるべきか気づくことができた。
 ちなみに、この過去――特にワガママだったことは完全に黒歴史だったようで、恥ずかしいからと話したがらない。

▼しかし、実は.........

 だが、実はワガママな部分は完全には治っておらず、自分に誰かが従うことに少しばかりの快感を覚えてしまう。要するにSっ気があるのだ。

彼女の強さ

 家庭教師に世界中を連れ回され、動物を狩り続けなければ飢えてしまうほどに過酷な日々を過ごした結果、ペイシェ国内でも屈指の強さを手に入れた。次期女王という立場のためになかなかその剣技を発揮できず不満を抱いていたが、情勢が悪化したことで前線に出ることになった。

 また、彼女の強さはそういった表面的なものだけではない。自分が傷ついたり死んだりすることに恐怖を覚えないと言い切るほどに強大な覚悟を持っている。

ストーリーでは(第二部)

七国会議編

 ジャハラで行われる七国会議に参加。七国会議が行われる前に、エイツたちとあいさつを交わす。世界の代表を勝手に自認してきたヒュームに嫌悪感を覚えていたこと、そして、ヒュームの代表であるエイツのことを流浪の商人上がりと見下していたため、とげとげしい態度を取った(もっとも、その認識は正しいのだが)。

 その後、アレッシアからエイツの話を聞いて興味を抱くと同時に印象を改め、再び彼との会話の場を設ける。非礼を詫び、最終的には柔らかな雰囲気で会話を締めくくった。

 七国会議本番ではアレッシアとともにペイシェ代表として参加。途中で参加したジェネラスに厳しい態度を取ったが、そのあとは互いに情報を共有した。

旅の再開編

 とめどなく出現するアニマの脅威に対抗するため、人工的な熾天聖――”聖化武装”を作ることを考案。エイツやシャーロットに依頼して世界各国に協力を仰いだ。

 そして――。

 

 

ペイシェ:サイド編

聖化武装を身に纏った姿。

 ついに聖化武装が完成。自身に合わせたオーダーメイド品を身に着け、自らの手でペイシェを守るべく剣を振るう。

個人的な印象

▼ネタバレ注意

 非常に強気な性格。だが、そこがいい! こういうプライドが高くて、けれど優しさが垣間見えるキャラは非常に好き。

 

登場イベント

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関連人物

フランシスカ・・・リーニャのプリンセス。国は違うが利害を超えた友人で、優しい彼女が戦場に出なければいけない現状に怒りを覚えている。

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ミリアム・・・ペイシェ騎士団団長。立場上、接することが多い。

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・アレッシア・・・世界を回る傭兵。元ペイシェ騎士団の団員ではあるものの現在はそこまでかかわりはないはずなのだが、彼女にはかなりの信頼を寄せている。

エリーザ・・・エリート商人。王室御用達の商人として取り立て、聖化武装の作成を依頼した。

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・エイツ・・・本作の主人公。ヒュームの出である彼を好ましく思っていなかったが、人柄に触れたことで接し方を改め、今では信頼を寄せるようになった。

 

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