心優しきジャハラの七煌
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ジャハラの七煌。七煌になる前の名はシェト。太陽神デクシアから力を授かり、強大な魔法の力を得た。反面、身体を動かすのはあまり得意ではなく、不意を突かれれば子どもが遊んでいたボールも当たってしまうほど。
ふわふわの生き物やぬいぐるみ、クッションのような触り心地のいいものが好き。また、穏やかな人々の暮らしを眺めるのが好きといったように、平和を思う気持ちは人一倍強い。
千年前とはすっかり風貌が変わってしまったジャハラにはやはり思うところがある模様。
目次
▼ちょっとしたネタバレ
実は、七煌の中では最古参。さらには、七煌になる前からデクシアに仕えており、三聖の一人であった。ちなみにエリモスという名はデクシアから名付けられたもので、その由来は天地創造前のエダフォスの名前から来ている。
度の過ぎたお人好し
優しいキャラは大勢いるが、彼女のそれは突き抜けている。明らかに相手に非がある場合であっても、決して怒ることなく穏やかな物腰を崩さない。この態度は、たとえ誰であろうとも傷ついてほしくないという思いから来るもの。純粋な心から来る言動の前には、どれだけ粗暴な人間でもたちまち毒気を抜かれてしまう。
とはいえ、表に出さないだけで責任感のない人はあまり好ましく思っていないようだ。
知的好奇心の塊
非常に勤勉で、眠っていた1000年間の無知を補強するため、大陸の気候、魔物の生態、土地の風俗などありとあらゆるジャンルの本を読み漁っている。その様は、エイツ曰く「知的な魅力に満ち溢れている」とのこと。
ただ、知識を得ようとするのは七煌の責務から来るものだけではない。刺激や高揚感を得るため、エイツの体験談を聞きたがる一面も。
能力
炎の精霊と会話を交わすことができる。
戦闘能力としては、アイトリアには一歩劣るものの、七煌の中でもトップクラスの強さを誇る。神具を複数自由自在に操ることで遠、近距離での攻撃を可能としており、さらに凄まじい攻撃力を誇っている。
また、封印する能力を持っており、作中では自身の神具やキオーンの七煌としての力、アイトリアの神具を封印していた。
ストーリーでは(第二部)
サイド:ジャハラ1
千年計画に賛同し、カブル・エリモスと呼ばれる巨大遺跡で眠りについていた。その際、目覚めるのに必要な神具が七煌では見つけられないように、封印を施した。
ナディラたちがカブル・エリモスの中に入ったとき、彼女たちの思いに応えて幼い女の子シェトとしてその場に出現。エリモスを目覚めさせるためには神具が必要であると彼女たちに助言をした。
ナディラたちの協力を得て、眠っていた力を解き放ちついにエリモスとして覚醒。眠りとは、すなわち七煌の力の封印のことを指していた。
カブル・エリモスから出た後は、従輝聖のアーミナ、シビル、ハクトと合流し、ジャハラの王都ナフラへ向かう。ナフラの近くにいる炎の精霊と会話を交わし、ジャハラの砂漠化を解決する方法を見つけ出すことに成功した。
その後、自身の復活パーティーを開いてもらっていたところ、ペイシェの七煌タラッサの要請を受けてジェネラスへ向かう。
七大悪魔編
ジェネラス南部アレメンスク地方でベルゼブブの分身の一体と戦闘するも、キオーンの力を開放するため、ミルに乗ってヴァネッサたちとともにジェネラスの首都西部へ移動する。
キオーンに接触し、七煌としての力を解放することに成功。そのままキオーンとともにベルゼブブ二体を撃破する。
そのあとは王都キオーン中心で戦うタラッサとヒューレーの助太刀に入り、最も強いベルゼブブの分体を打ち倒した。
サイド:ジャハラ2
ジェネラスでの騒動が終結した後は再びジャハラへと戻る。風と炎の精霊の力が弱まってジャハラに降った雨の影響で、子どもの姿になってしまった。
これは、炎の精霊による強い影響を受けているため、水の精霊力の塊――雨を浴びてしまうと太陽神デクシアの力との結合が解けてしまうことが理由。そうなると、子どもの姿に戻ってしまい、七煌としての力も失われてしまう。雨が降りやめば元に戻る。
戸惑う精霊たちとエリモスの”意思”
本イベントにて登場した姿。雨から身を防ぐためにパトラからレインコートを購入したが、やはり意味は無かった模様。ちなみに、元の姿に戻れたとしてもレインコートを使えるようにあえて大きめのサイズを使用している。
ジャハラに降る雨によって身体が小さくなり、七煌としての力を発揮できなくなってしまったが、思考回路そのものは普段のエリモスと変わらない。
だが、この姿になるとどうしても周囲からは子どものような扱いを受けてしまう。前述したように思考回路そのものは大人であるため、どうしてもそのような扱いを受けることには不満を抱いてしまう。
とはいえ、すぐに眠くなってしまったり声も可愛らしいものに変化したりなど、子どもっぽいところがあるため致し方ないのかもしれない。
登場イベント
個人的な印象
▼ちょっとしたネタバレ
とにかく穏やかすぎる。傍にずっと居られたら、自分の心の汚さに自己嫌悪感を抱きそう。七煌の中ではビジュアル的に一番神々しさを感じる。もし目の前に現れたら、ついひれ伏してしまうかもしれない。
関連人物
・デクシア・・・自身が仕えている太陽神。彼から授かった使命を果たすことが彼女の行動指針となっている。
・キオーン・・・同じ七煌の一人。彼女の力を制限していた。かなり仲が良く、誰に対しても敬語であるエリモスも親しげに話している。
・アイトリア・・・同じ七煌の一人。彼女の神具を封印していた。彼女からは、あまり快く思われていなかった。
だが、実はアイトリアが乱心する前はかなり仲が良かったとのこと。
・アーミナ・・・ジャハラの従輝聖。彼女はエリモスを気配で感じ取ることができる。
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