知識豊富なジェネラスの七煌
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ジェネラスに所属している七煌の一人。とても博識。ロムスとレムルという動物をお供にしている。耳が丸く紫色なのがロムス、耳が尖っていて青いのがレムル。意思疎通ができるからか、動物たちに好かれる。
普段は非常にのんびりとしており、木陰で休むのを好む。
目次
本の虫
七煌として世界のことを知っておく必要があるとはいえ、彼女の場合はそれ以上に読書を好む。作者の意図を読み取ることが得意と言えるほど。
本自体にもかなり気を遣っており、本が悪くならないように陰干しをしている。
七煌としての在り方
見た目は幼いが、七煌としての責任感は非常に強い。七煌としての考え方が心に沁みついていて、世界の知識を常に求めるのもそれゆえ。
反面、自分自身の在り方に不安を抱いており、眠っていた千年の間で自分が知らぬ間に変わってしまったのではないかと疑うこともあったり、人間として普通の感覚を失っているのではないかと思うこともある。
それが原因かは不明だが、撫でられるのが好きだったり、夢中になると相手との距離感が近くなったりと、自分の存在を他人を通して認識しようとする。
能力
・他人の力を引き出す能力・・・他人の元々持っている力を限界まで引き出す。エイツのものとは違い、回復させることはできない。また、エイツの持つアーティファクトの力を引き出すこともできる。この力は、七煌としての力が戻っていなくとも使用可能。
・巨大な手・・・背後に手を出現させ、それを操って攻撃できる。指先から光を放ち、思わぬ角度からの攻撃も可能。
・本の力・・・色々な場所の情報を集めることができる。さらに、遠く離れた場所であっても七煌や関係の深い従輝聖(シビル)と会話を交わすことができる。曰く「繋がりたい人と繋がる力」らしく、劇中ではエリモスに会おうとジャハラを調べていたら、砂漠にいるシビルたちを見つけていた。
飛行能力も保有しており、さらに何人かを飛ばすことができる。
また、詳細は不明だが、ジェネラスの寒冷な気候にも全く堪えていないどころか、寒さすら感じていない様子を見せたり、食事を取らなくても問題がなかったりする。
ストーリーでは
ジェネラスに悪魔が出現しているという異常事態に対処せんとするタチアナたちの前に、音もなく姿を現す。そのときはまだ七煌としての力が戻っていなかったためリベルと名乗り、七芒陣の存在を伝えて彼女たちの調査に協力する。
調査が徒労に終わろうとしたとき、ジェネラスに悪魔が出現。タチアナとザスビアの力を限界まで引き出すなど、彼女たちの援護に回る。
エイツたちが合流すると、彼が持っていたアーティファクトの力を引き出し、サンドラ、ロセット、ユラニアを熾天聖にした。
戦いの最中、エリモスがやってきて能力の封印を解いてもらうと、ジェネラスの七煌、キオーンを名乗り、本格的に力を発揮する。
遠く離れた場所の状況を把握する能力と念話能力を駆使して戦況を優位にすると、エリモスとともにベルゼブブ二体を撃破。
騒動が終結したあとはしばらくジェネラスにいたが、エリモスに会うためにジャハラへ向かう。その途中でシビル、ハクト、アーミナと合流、その後エリモスに出会う。彼女にアイトリアの情報を伝えた。
個人的な印象
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子どもみたいな見た目がめちゃくちゃ可愛い。好き。タラッサやエリモスと比べるとイマイチ神々しさが無いけど、可愛いから問題ない。関連人物
・エリモス・・・同じ七煌の一人。かなり仲が良く、姉妹のようだと称された。彼女に能力を封印してもらっていた。
・シビル・・・ジェネラスの従輝聖。他の七煌と同じように、彼女とは念話ができる。
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