森に住まう稀代の天才音楽家
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森に住む音楽家。絶対音感の持ち主で、作曲、演奏ともに一流の天才。職人気質で、自分が納得のいかない曲は絶対に提供することはない。
ただ、私生活はややだらしがなく、朝に起きたり部屋を片付けるのが苦手。ナディラと行動を共にしているときは、大体彼女に頼っている。
森に住んでいるため、動物をよく狩っていた。ゆえに一線級には及ばないが、実は弓を扱ったりして戦うこともできる。
目次
凄腕の音楽家
前述の通り、作曲と演奏が得意。その腕を見込まれ、森に住んでいるにもかかわらず頻繁に曲作りを依頼される。また、演奏に関しても一通りの楽器を弾くことができる技術を持ち、他国で開かれる演奏会に招待されることも。
作曲に夢中になると数日間部屋に閉じこもる癖があり、その高い集中力は他人が来訪しても全く気づかないほど。そして、この状態になると部屋も全く片付かなくなり荒れ放題になる。
楽器を愛する
作曲と演奏だけでなく、楽器のちょっとした修理も自力で行うことができる。
ただ、その修理の仕方が少々独特で、楽器に向かって赤ちゃん言葉で話しかけながら修理する。本人は無自覚でやっているのだが、これは愛情表現の一種。楽器を自分の赤ちゃんのように慈しみ、愛情を注いているのだ。
人見知り
森に住んでいるのは単純に自然が好きというものあるが、人と接するのが苦手という理由もある。特に人通りの多い街中は苦手で、曰くノイズが多いらしい。
そのため人と仲良くなるのに時間がかかり、知り合いはあまり多くない。
だからこそ、仲良くなった相手は大切にし、その人のためなら苦手なことでも頑張ろうとする。
一応、修羅場を共にくぐり抜けたりすればすぐに仲良くなることができるし、現在は人と接する機会が増えたからか少しずつ打ち解けやすくなっている。
恋愛ソングが苦手.........だが?
しかし、凄腕の音楽家ではあるものの、恋愛ソングだけはあまり上手く作れなかった。人と接してこなかったので、恋愛がどういうものなのか分からないためである。
だが、エイツと交流を重ねることで少しずつ恋愛というものを理解できるようになっていく。彼がほかの女性と仲良く話しているのを見て自覚なく嫉妬し、そしてついには彼への好意をはっきりと認識した。
さらにバレンタインでは、切ない恋愛模様も理解。着実に恋愛への理解が深まり、恋愛ソングもすらすらと作れるようになった。
ストーリーでは(第一部)
リーニャの森編
遊びにやってきたナディラをもてなす。彼女が帰ってしばらくした後、日課の楽器の手入れをやろうとしたとき、ゼノアニマに家を襲撃される。楽器を持ち出す余裕もなく必死に逃げ惑い、気を失ってしまった。
倒れていたところをエイツたちに助けられる。そして、リーニャ・タウンを守るためゼノアニマを倒そうと決意する彼らに賛同し、共に行動することに。
だが、実際にゼノアニマと対峙すると、恐怖で身体がすくんでしまう。申し訳ない気持ちでいっぱいになりながらも、ソフィアたちに戦闘を任せ、エイツとマカロンのそばで待機する。
しかし、異変に感づいた友達のナディラが合流したこと、そして同じくトラウマを抱えていたライサが逃げずに戦う姿を見たことで奮起。家や楽器が壊されたことに対する怒りが湧き、戦闘に再び舞い戻る。力を合わせ、ゼノアニマを打ち倒すことに成功した。
その後、リーニャ・タウンにいる知り合いと話し、家を直すまでの間仮住まいに住みながら曲を作ることを決める。寂しがるマカロンを励ますため、彼女専用の曲を作ることを約束してエイツたちと別れた。
登場イベント
音楽以外にも目を向け始めるようになり、お菓子作りを勉強し始めた。手先が器用なため、まるで芸術作品のようにかなり凝ったお菓子を作ることができる。
しかし、職人気質な面がここでも現れており、他人が美味しいと言っても味に納得がいかず何度も作り直すこだわりの強さを見せた。
個人的な印象
▼ネタバレ注意
メインキャラ以外で初めてメインストーリーに登場したサブキャラクター。イベントではそこそこ登場しているんだけど、メインストーリーではリーニャの森以降一切登場してないので、ちょっと寂しい気もする。
ちょっとずつ恋する乙女になっていく様が本当にかわいらしい。次登場するときはどうなってるのかなぁ。
関連人物
・ナディラ・・・ジャハラの王女。昔からの友達で、彼女からはトリスと呼ばれている。少し前まで、演奏会で演奏を披露するときは彼女が付き添ってくれないと駄目だった。
・エイツ・・・本作の主人公。彼に恋愛感情を抱くようになった。
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