『天啓パラドクス』ファンブログ

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『シャーロット(鏡界)』

革新を具現せし傲慢の使徒

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 鏡界からやってきたもう一人のシャーロット。七大悪魔に騙されて彼らと契約を交わし、闇の使徒として原界に潜入した。

 自身を天才発明家と称し、その自信を常に崩さない。実際、そう自負するだけの能力を持っている。

目次

天才発明家

 原界のシャーロットと同じく、便利な発明品を開発することに長けている。作中では、魔物を寄せ付けない結界を張ることができる上に、手練れであるヴァネッサ(鏡界)ですら脅威に感じるほどの戦闘能力を搭載したメカを発明してみせた。

 だが、チャレンジング精神が強いため、割と失敗は多い。上記のメカも思う通りに動かなかった。それでもへこたれることなく発明品を作り続けようとする前向きな姿勢こそが、天才である所以なのかもしれない。

いつも自信満々!!

 そんな常人には到底できない発明をしているため、自分の才能にかなりの自信を持っている。そして、承認欲求も強く、そんな天才の自分への賞賛を周囲に求めている。ゆえに尊大な態度を取ることが多い。

 しかし、だからこそ自分が天才であることに非常にこだわる。実は最初から天才というわけではなく、普通に分からないこともあるし、学術書を読んで知識を蓄えることも普通にする。さらに、手のひらに傷跡ができるほど熱心に機械をいじるなど、本来は熱心な努力家なのだ。
 ただ、そうした自分が天才でない部分を他人には絶対に見せようとしない。完璧な人間でありたい、最強で唯一無二の天才発明家でないとけいない。そんな人間に努力は似合わないと考え、つい見栄を張ってしまう。尊大な態度も、そんな見栄からくる自己防衛が働いた結果である。

仲間想いなところも

 ここまでだと自分と機械以外には興味のない人間に思えるが、決してそれだけではない。機械は壊れても直せるが、仲間は取り返しがつかないと述べ、かなり時間を掛けて開発した発明品を壊してまでもヴァネッサ(鏡界)を助けていた。機械を子どもと称して可愛がっているにもかかわらず。
 つまり、マッドサイエンティストにありがちな人間よりも自分の発明品が大切、という考えは持っていない。極めて良識的な性格なのだ。

ストーリーでは(第一部)

外伝

 ソフィア(鏡界)たちが突然消えたことを目撃。仲間たちにそのことを伝え、調査しようとした矢先に悪魔からの接触を受ける。
 ソフィア(鏡界)たちを救うためには悪魔と契約して世界を超え、災禍の導き手であるエイツを殺さなければならないと告げられ、怪しみながらも契約を交わし、闇の使徒となった。

ジェネラス編

 原界に潜入こそしたものの、地理に疎かったため少し迷っていたところ、プセマと出会う。怪しげではあったが、彼に道案内を頼んだ。

 そして、無事に目的であるエイツの居場所へとたどり着く。闇の使徒として、エイツの命を奪うべく月影のエンフォーサーである仲間たちとともに攻撃を仕掛けた。悪魔の力を貰ったためにかなり追い込むが、そこにミリアムに割って入られたことで形勢を逆転されてしまい、やむなく撤退を選択した。

ヒューム編

 撤退中、プセマと再会。状態の悪いエグゼリカ(鏡界)を何とかしてくれると語る彼を信用し、ついていくことに。彼の導きによって、ソフィア(鏡界)たちと出会い言葉を交わした。

 その後、プセマによってエイツの元へと案内され、力を分け与えてもらった。

個人的な印象

▼ネタバレ注意

 あんまり出番がない。今どこら辺にいるんだろう?

 

関連人物

・ヴァネッサ(鏡界)、メリッサ(鏡界)エグゼリカ(鏡界)・・・月影のエンフォーサーのメンバー。普段は興味なさげだが、彼女たちには強い仲間意識を持っている。

tenkeiparadox.hatenablog.com

・シャーロット・・・原界にいるもう一人の自分。特に関わりはない。

 

他のキャラや専門用語はこちら⇩

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