破壊のポンコツ探究者
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世界征服を企む自称・天才研究家。天啓や掟に縛られない、誰もが自由に生きられる世界を創ろうとしている。
一見するとやばい人物だが、その目的は一人で暮らしている母親に楽をさせること、そして冤罪で死刑となった父親のような犠牲者をこれ以上出さないことである。
他人の好奇心を邪魔する人が嫌い。好きなものはジャンクフードで、嫌いなものは生野菜と、やや不健康な生活を送っている。
声が大きい。
目次
- 画像
- 天才発明家.........?
- 世界を征服するために
- 意外に子ども好き
- 意外な人脈の広さ
- 聖化武装のすがた
- ストーリーでは(第二部)
- 故郷・ヒュームへの複雑な想い
- ストーリーでは(第二部続き)
- 登場イベント
- 個人的な印象
- 関連人物
天才発明家.........?
思いつきから発明品を作ることができたり、高性能な機能を搭載した機械を何度も作れたりと、才能があることは確か。実際、その才を買われ、聖化武装の開発メンバーに加わり、装着者同士の位置を把握できる感覚器を作っている。
だが、少々詰めが甘く、失敗することが多い。そのため、発明品が暴走してトラブルが発生することがしばしば起こる。詰めが甘くなくとも、世界征服のために用途とは全く関係のない兵器を隠し機能としてこっそり搭載する危ない一面も見られる(もちろん暴走する)。
結果、その後始末に追われて酷い目に合っている。まあ、自業自得なのだが。
一方、自分の専門分野、かつシリアスな状況であればかなりクレバーに話すが、それ以外だと少々間の抜けた発言が多くなる。要するに、発明家にありがちな両極端なタイプ。
世界を征服するために
世界征服には、もちろん武力が必要。そのため、上述のように何かを発明している。
着込んでいるアーマー『グラン・マッスル』はクマを模した装備。クマこそが最も美しい生き物であり、何者にも縛られない圧倒的な強さを持っていると考え、そんな力を手に入れようという心意気が現れている。
意外に子ども好き
ここまでだと単なる武闘派のはた迷惑な人物だが、それだけではない一面も持つ。それは、自分を慕ってくれる人や純真無垢な子どもにはつい優しい態度を取ってしまうということ。
どうも慕われると嬉しくなってしまうようで、例えばマカロンには自分の発明に協力させたり、彼女がかわいそうだと思ったら迷わず力を貸していた。
また、弟子であるミネルヴァを闘技大会で勝たせるために特訓を施し、自分の発明品を装備させるなど、粗暴な見た目と口調に見合わない思いやりも見せていた。
さらに、子どもが落としたぬいぐるみが魔物によって傷つけられそうになると、そのぬいぐるみを咄嗟に身を挺してかばった。アーマーを着ていたとはいえ、命を落とすリスクがあると分かっていながら。
意外な人脈の広さ
意外にも人脈が広く、多くの人々と接点を持つ。発明家仲間はもちろん、各国にいる実力者たちと連絡を取ることができるなど、その幅は想像以上。悪ぶってはいるが、関わる人たちにはその本質が見抜かれているのかもしれない。
聖化武装のすがた
自分用に開発した聖化武装。あらゆる面で『グラン・マッスル』よりも強化されている。
特筆すべきは、その防御力。バリアを張ることができ、ミネルヴァ(鏡界)が本気で放った攻撃を受けても本人にはダメージが入らないほどの防御力を誇る。
さらに、マグマや吹雪の中といった過酷な環境にも耐えることができる。..........が、詰めが甘い部分はやはり残っていて、ちょくちょく重大な欠陥もある。
だが、本人はこれに満足せず、聖化武装をさらに発展させようと考えている。アーマーをさらに大きくし、人が乗り込んで操縦できる巨大な機械人形を作ろうとしているらしい。
ストーリーでは(第二部)
サイド:クォンツィ1(闘技大会編)
闘技大会で優勝するという夢を弟子であるミネルヴァに託し、彼女のトレーニングに付き合う。そして、満を持してクォンツィ闘技大会に出場する彼女を応援すべくクォンツィに入国する。
ミネルヴァが二回戦でアイリンと激突し、苦戦。発明品を使うことを躊躇する彼女に声を投げかけ、態勢を立て直させた。結果的にミネルヴァは負けてしまったものの、自慢の弟子だと周囲に吹聴し、次の大会に向けてまた頑張ろうと励ました。
旅の再開編
名前のみ登場。世界各地で出没するアニマや悪魔の脅威に対抗するため、新しい装備を開発したいというステファニアたちから、著名な発明家として名前を挙げられていた。後に実際に新装備プロジェクト――聖化武装開発にも携わることになる。
故郷・ヒュームへの複雑な想い
ジェネラスに侵略されて滅んだ故郷ヒュームには複雑な感情を抱いている。というのも、ミザリーの父親(本人はダディと呼ぶ)は嫉妬された住人によって虚偽の罪で密告されて死刑となってしまったのだ。
一応、密告者はその後にウソがばれて死刑となったが、父親を非難した人々までは罰せられず、未だにのうのうと生きている。父のことが好きだったミザリーは、そのことを恨んでおり、ひいてはヒュームという国そのものにも憎しみを抱くようになった。
だが、それでもヒュームは祖国であり、母親(本人はマミーと呼ぶ)が今でも暮らしている世界でたった一つの故郷。そのため、ミザリーは(母親の無事を確かめたかったというのもあるが)強引な手段でジェネラスからヒュームを奪い返そうとしたこともあった。
ストーリーでは(第二部続き)
リーニャ編2
ミネルヴァの特訓のために各国を巡っていたところ、別の用件でリーニャにやってきていたエイツたちと出会う。自身が着ている聖化武装について少し話した後、お互いの目的のために別れた。
サイド:ヒューム1(戦禍のその後編)
修行とジェネラスの偵察も兼ねてジェネラスに滞在していたときに、タチアナたちと偶然遭遇。彼女たちにリュドミーラから聞いた話を伝えた。
サイド:ヒューム2(不思議な剣とレジスタンス編)
そのままヒューム奪還作戦を手伝うことに。途中で闘技大会に参加するためにクォンツィに行っていたが、その前にノア、ジュエル、クロエといった協力者を集めていた。また、発明家仲間を集め、レジスタンスが戦うための武器を作ったりもしていた。
ヒューム奪還作戦
カルラたちが主導するヒューム奪還作戦に参加する。作戦は順調だったが、そこに現れた闇の使徒、ミネルヴァ(鏡界)に邪魔されてしまう。彼女を倒すべく、『ヒューム奪還ミサイル』と名付けた装置から弾丸を発射するが、あまり効果はなかった。
その後、ミネルヴァ(鏡界)がミネルヴァを殺しに来たため、バリアを張って庇った。
カルラ達の戦い
ベルゼブブの分身体がヒューム周辺に現れたことを聞き、ミネルヴァ、ジュエル、クロエ、ノアと一緒に討伐しに向かう。ベルゼブブ以外にも巨大悪魔メフィストも現れ、さすがに厳しい状況に陥ったものの、全員に発破をかけて鼓舞した。
幸い、シェンファーが助けにやってきてくれたことで状況は好転。ベルゼブブのみに力を注ぎ、必死になって食い止めていく。
そのとき、ヒュームの王宮に揚がった白旗を見かけ、ヒューム奪還に成功したことを知る。戦意はますます上がり、残る悪魔たちを倒そうとするが――。
ミネルヴァ(鏡界)が空から力なく落ちるのを目撃。死にかけている彼女を必死になって手当てした。
とはいえ、手当てをしても迫りくる死を止めることはできなかったが、そこにファオが現れる。瞬間移動ができる彼女にミネルヴァ(鏡界)を任せた。
登場イベント
ちなみに、上二つで登場した彼女の水着姿がコチラ⇩。ギャップがすごい。
個人的な印象
関連人物
・ミネルヴァ・・・純粋な強さを求める武闘家。自分の弟子。師匠と呼び慕ってくれる彼女を純粋にかわいがり、トレーニングに付き合っている。
なお、彼女が慕ってくれるのが嬉しいあまり、師匠としてかなり見栄を張っている。一方、ひたむきに目標に向かって突っ走る彼女を羨ましがることも。
・マカロン・・・記憶喪失の少女。自分の発明品に興味を持って懐いてくれる彼女をとてもかわいがっている。
・ノア・・・ヒューム出身のマイペースな天才発明家。同じ発明家として交友関係がある。
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