ジェネラスのクールな諜報員
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ジェネラスの凄腕諜報員。ジェネラスや民のためならば、対象の監視や暗殺まで躊躇なくやってのける。
クールで無表情なため、やや近寄りがたい雰囲気を持つが、実際は割とお茶目なところも。
意外と占いにも興味がある。とはいえ、全てを信じるわけではなく、あくまで参考程度に聞くタイプ。
▼さらに意外にも
実はムッツリで、エイツに対して無意識にボディタッチすることがある。
目次
諜報員として
かなり優秀な諜報員。隠れて情報を集めるスキルや、動きや視線などから怪しい人物を見分けるスキルなどを身に着け、人には言えない暗い仕事も数多くこなしている。そのため必要のないときでも気配を消しがち。ライサによると、破壊工作担当らしい。
ゆえにかなり諜報員としての仕事も真面目に取り組んでおり、ジェネラスやその民のために、休む暇もなく働くことが当たり前だと考えているほど。
その様はどこか破滅的のようにも見え、同僚からも休んだ方がいいとたびたび言われていた。ただ、それでも聞く耳を持たず、他人には距離を置いていた。
エイツとの出会い
だが、エイツと出会ったことで心境が変化。自分を大切に思ってくれている人がいるのだと気づき、もう少しだけ自分の身を大切にすることを心掛けるようになる。そして、辛いときは誰かに縋りたくなるようになった。
また、エイツが褒めてくれるからと、アクセサリーや化粧にも興味が出始めた。さらには、妖艶な笑みを浮かべてエイツをドキドキさせることもあったり、年頃の少女のように笑ったりなど、だいぶ感情を見せるように。
ただ、心境が変化したことで困惑することもあった。
諜報部で働く組織人としての自分と、エイツと話しているただのザスビアとしての自分の区別が曖昧になり、そのことで弱音を吐くようになったのだ。
猫と甘いものが好き
野良猫と遊ぶことが趣味。猫と遊ぶときは自然と顔が綻び、猫の鳴き声をマネすることすらある。ジャハラでは、軽く手当てをした野良猫をペプチと名付け、可愛がっている。また、ユキという野良猫もいるらしい。
今は難しいが、ジェネラスが平和になったら将来的には猫を飼おうとしている。
パンケーキのような甘い食べものを好む。これは、昔通っていたヴァルファリア・アカデミーの食事が質素だったため、その反動が出てしまっているとか。
魂の宿る鎌
使用している鎌には、魂が宿っている。持ち主であるザスビアのみがその声を聴くことができ、鎌の形状は持ち主の心の成長に合わせて変化していく。また、触る人間によって感じる温度も変化し、熱く感じれば拒絶、冷たく感じれば好感を鎌が抱いているという。
この鎌は、もともとは古い遺跡にあったが、発見されたあとは自身が暮らしていた孤児院――傭兵養成所で保管されていた。そして、ザスビアのみんなを守れる人になりたいという願いを叶えてやるという鎌の声に従い、持ち主として契約を交わしたのだ。
だが、代償もあり、ときどき鎌に意識を持っていかれ、ときには知り合いすらも襲うようになってしまった。上記の契約の際にも、鎌の力が強すぎて暴走し、孤児院の職員を全員切り裂いてしまった。
しかし、ザスビアはそれでも鎌を相棒と思っており、手入れをしながら大切に扱っている。そのためなのか、はたまた実力がついてきたからなのか、鎌に意識を乗っ取られることはなくなった。
ストーリーでは(第一部)
ジャハラ編
ジェネラス上層部の命に従い、ジャハラの王都ナフラ侵攻作戦――『砂嵐の鉄槌』のシミュレーションを行っていた。だが、ジャハラの内政が安定しているなどの理由からリスクは高いと判断。侵攻は辞めるべきと結論付け、それをライサに伝えた。
ナディラ(鏡界)が出現して想定外の事態に陥った後も、ライサやサユカと連携してジェネラス軍を撤退させることに成功した。
ジェネラス編
サユカからエイツたちがジェネラスにやってくると教えられ、先回りをしていた。ジェネラスに不穏な動きがあることと、彼らにヒュームの国境を抜けられるルートを教え、別れた。
ストーリーでは(第二部)
引き続きジェネラスの諜報部で活動している。功績を認められ、母校ヴァルファリア・アカデミーで臨時講師を務めるまでになった。だが、教えることに不慣れなため大変だったという。
サイド:ジェネラス
タチアナ、ライサとともに宰相ヴァディムの企みを探る。
登場イベント
個人的な印象
▼ネタバレ注意
やっぱり最初は無表情なので怖いイメージがあったけど、今はむしろかわいいに埋め尽くされてる。いや、仕事してるときはカッコいいから、そうでもないかもしれない。
関連人物
・ライサ・・・ジェネラスの双剣使い。同じジェネラス諜報部の後輩で、かなり慕われていたし目を掛けてもいたが、目標としているものの違いから疎遠になっていた。だが、ジャハラで偶然顔を合わせて以来、仲は元に戻っている。
・タチアナ・・・ジェネラス諜報部の上司。
・サユカ・・・エイガ忍衆の忍び。暗部で活動している者同士、お互いに対抗意識を持っている。
・シューファン・・・推理小説談義に花を咲かせる仲。
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