『メリッサ』 - 『天啓パラドクス』ファンブログ

男装の薔薇麗人

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　天啓のエンフォーサーのメンバー。元々はリーニャの貴族の娘だったが、父親の不正によって没落した。

　現在は非常にポジティブな性格へと成長。美しさを追い求め、ときには過酷な戦いに身を投じている。

　口上は「華麗なる剣さばきで悪を討つ！　情熱と美の魔剣士、メリッサ！」

特技・趣味

・特技・・・芝居の脚本執筆、手書きで黄金比の図形を描けること、花の種類を当てられること。自分を主役にした劇場シリーズはかなり人気。

・趣味・・・芝居の観劇。植物の育成。普段持っているバラは自分で育てたもの。

　かなり多才ではあるが、料理の腕だけはイマイチ。

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特技・趣味
美を追求する戦士
絶対的な自信を持つモテモテナルシスト
天啓のエンフォーサー
ハロウィンのすがた
水着のすがた
ストーリーでは（第一部）
ストーリーでは（第二部）
聖化武装のすがた
- テーセツ編（続き）
登場イベント
個人的な印象
関連人物

美を追求する戦士

　とにかく美しさにこだわるタイプ。ちなみにメリッサの考える美しさとは、身体はもちろん心も美しくあること。
　そのための努力は欠かさず行っており、食事の節制、適度な運動、早寝早起きはもはや習慣となっている。これらを徹底することで、心と体の美しさを保っているのだ。
　ただ、月に一度だけは好きな物を好きなだけ食べているなど、自分に厳しいだけでなく科学的な思考を持ち合わせている。
　他にも、美容にいい体操を趣味としている。体操は元々は美しい体型を維持するためだったのだが、戦闘のときにもしなやかな動きができるようになった。

　美しさへのこだわりは自分に対してだけでなく、身の回りのものにまで及ぶ。部屋は綺麗に整理整頓しており、メリッサ曰く自分が生活している部屋が綺麗だと満たされた気持ちになるとか。

　趣味趣向も美しさを基準としており、好きな物を鏡、美しいもの全般、心の美しい人とし、嫌いな物を虫、いじめや犯罪行為としていることからも、それが良く現れている。
　余談だが、虫が嫌いといっても蝶のような美しい虫は別。

　また、子どもを未来を担う美しい存在と考え、敬愛の念を持って接している。ゆえに、周囲からは面倒見が良くて子どもと接するのが上手いお姉さんのように思われている。演技かかった言動が好評なのか、子どもからも好かれている。

　ここまで美しさにこだわるのは、過去のある出来事に起因している。
　メリッサは実は貴族であったのだが、父親が不正を犯したことで一族が没落。その影響で母親も殺されている。メリッサは、父親と同じように汚いことをすればいつか必ずしっぺ返しを食らうのだと考えるようになり、ゆえに美しく生きることを決めたのだ。

　だが、美しさの基準は人それぞれとも考えており、自分の美しさを他人に押し付けることはない。

絶対的な自信を持つモテモテナルシスト

　前述のように美しさにはかなりのこだわりを持っているが、しかしそれゆえに自分が美しいことに絶対的な自信を持つ。
　鏡に映った自分の姿を美しいと思い、鏡が汚れていれば美しい自分の姿が見られなくなってしまうと考えていることからも、とてつもないナルシストっぷりが窺える。

　他人への接し方にもナルシストっぷりが良く現れている。非常に気取った態度で人――特に女性に接しており、まるでお嬢様であるかのように扱う。さらに、人を助けるときも非常にスマートに解決してしまう。
　そういった態度は女性たちから非常に好評で、黄色い声援を浴びることが多い。プレゼントや手紙を送られるのは珍しいことでもなく、あまりに受け取りすぎて扱いに困ったり、お返しには頭を悩まされているとか。　

　周囲からは女性を口説いているのかと思われているが、本人からすれば特にそうした意図はなく、ついついそういう態度になってしまうとのこと。どうすれば絵になるのかを無意識に考えてしまうようだ。

　また、恋することにも興味はあるが、相手をしっかり吟味したいと考えているため、今のところはその気配はない。しかし、もしそういう相手が現れれば、情熱的になるだろうと語っている。

天啓のエンフォーサー

　実は元軍人。しかし、次第に組織の中の自分に悩み始め、その頃にヴァネッサと出会う。彼女の持つ正義を成し遂げたいという熱い想いを受け、彼女の側こそが自分の居場所であると感じ、誘いに応じて天啓のエンフォーサーの一員となったのだ。
　元々悪を美しくないと感じていたこともあって、天啓のエンフォーサーとしての活動には非常に意欲的。かなり性に合っているようだ。

　しかし、天啓のエンフォーサーのメンバーとは仲こそ良いものの、誕生日に何かを贈り合うような関係性ではない。活動以外でのメンバーの動向にはあまり興味がなく、例えばヴァネッサの本業については話されても聞き流していた。

　女性にはいつも歯の浮くような言動を取るメリッサではあるが、ヴァネッサやシャーロットにはそういった態度を取ることはない。意識的ではないかもしれないが、ある意味では二人を特別扱いしている。

ハロウィンのすがた

　正義の狼騎士を名乗り、ハロウィンのお祭りで不届き者がいないか見回りを行う。この狼騎士という肩書がかなり好評で、女性のみならず子どもからも大人気となった。

水着のすがた

　水着を着たメリッサ。海でももちろん華麗に人助けをしており、当然のごとく女の子たちからモテまくり大量のプレゼントを貰っている。

　諸事情により海の家で働くことになったときは、焼きそば調理を担当。料理の腕は上がったようで、かなり美味しい出来上がりとなっているが、海の雰囲気がそう感じさせているだけ実はそこまで美味しくはないのではないかと思い悩むことも。
　しかし、最終的には、人には心があるのだからそれは当然のことと捉え、ならば華麗なパフォーマンスを繰り出して焼きそばの魅力を引き立てようと考えるようになった。

ストーリーでは（第一部）

リーニャの森編

　災禍の導き手と名指しされたエイツの身柄を確保するためリーニャ・タウンで彼らと遭遇する。だが、この町で荒事を起こすのは良くないと考え、一時撤退した。が、シャーロットの蒸気自動車がエンストし、町に残ってアニマたちと戦っていた。
　その後、リーニャの森まで追跡し、名乗りを上げながらエイツたちと戦闘を開始。しばらくしてエイツたちの様子が急に変わり不思議に思っていると、アニマが大量に出現したため撃退しようとする。だが、数が多く、ヴァネッサやシャーロットと一時別れて退いた。

　別れた後、ヴァネッサたちもエイツたちのところへ行くと読み、再びエイツたちと接触。ライサからゼノアニマの危険性を説かれ共闘を持ち掛けられるも、これを拒絶。しかし、ライサとの決闘に負けたことで、最終的には共闘を承諾する。

　現れたゼノアニマを討伐すべく、エイツたちとともに戦う。ナディラの加勢、ベアトリスとライサの奮起により、ゼノアニマを打ち倒した。
　しかし、直後にダークリフレクターが出現。不吉な未来の映像を映した後に消え、代わりにアニマが大量出現。これらを討伐する。

　終わった後は、散り散りになったヴァネッサたちを探すためにエイツたちと別れた。

ピオネロ編

　ゼノアニマ騒動が終わると、仲間たちと合流して引き続きエイツたちを追うが、エンジントラブルにより手で蒸気自動車を押す羽目に。そこに行商人のエリーザと出会い、不足している部品を買い上げて蒸気自動車を修理した。
　……はずだったが、今度は逆にスピードが上がり過ぎて爆発。エイツたちの元に満身創痍の状態で辿り着くも、何もできないまま泣く泣く撤退した。

　そのあとはなんとか身体を回復し、ピオネロでタンクを配っているソフィアたちに接触。彼女たちに問い詰めようとした矢先、火事が発生する。ソフィアに言いくるめられる形になったものの、的確な指示を住民に与えるなどして消火活動を手伝った。

　火が収まり町に火を着けたアマリア（鏡界）が捕まったことで一件落着かと思いきや、ダークリフレクターの影響でアニマがピオネロに現れ、ソフィアたちと協力してその退治に当たる。
　そこに天啓の伝道者を名乗る女が姿を現す。そして、エイツへの糾弾を聞くが、意見が合ったとはいえ、エイツたちと違って誰も助けようとしなかった女の言葉など信じようとはしなかった。アニマたちを片付けて少し経った後その旨をエイツたちに告げ、エイツたちの行動が美しさの基準に反しない限りは手を貸すつもりだと言って別れた。

ジャハラ編

　蒸気自動車でジャハラの砂漠を進んでいたところ、ザブーンの襲撃を受けて必死になって逃走。シャーロットの判断でエイツたちの乗るミルの元へ向かい、彼らと共闘してザブーンの進路を変更させて生き延びた。
　蒸気自動車が壊れてしまったため、仕方なくミルに乗せてもらってジャハラの王都ナフラに到着する。エイツたちに礼を言いながら、その場は別れた。

　ジェネラス軍に襲撃を受けたウルドゥ関所救援要請をエイツたちから受け、同行。医療物資の運搬を手伝い、王都ナフラに戻った。その後は再びエイツたちと別行動をとる。

　アル・ハブークでアニマが出現したと聞き、エイツたちと三度行動を共にする。その道中にあるタフトゥル廃坑でアニマたちを待ち伏せて迎撃。襲撃の首謀者ナディラ（鏡界）を撤退させ、見事勝利した。

　王都ナフラに戻ったあとは、壊れた蒸気自動車を修理するためジャハラに残った。

クォンツィ編

　蒸気自動車の修理が終わり、クォンツィに入国。エグゼリカの企みを止めるべくフォウジン闘技大会に参加したヴァネッサのフォローに回る。
　二回戦でライサと激突するも、焦りすぎたせいで足がもつれて転んでしまい、観客から笑われてしまったヴァネッサに対し、諦めるなと必死になって応援。結局、敗北してしまったものの、動けなくなったヴァネッサに肩を貸してその場を後にした。

　決勝戦が意外な形で終了する中、ルシフェルの手によって大量のアニマが闘技場に出現。災禍の地割れ跡に現れた悪魔の対処をエイツたちに任せ、自らは天啓のエンフォーサーの面々やエグゼリカ、クォンツィ軍とともに闘技場にいるアニマたちの掃討に回った。
　アニマたちをあらかた片付け、次なる標的をライサ（鏡界）たちに定めようとしたが、一瞬の隙を突かれて逃げられてしまう。

　騒動が終結したあとは、エイツたちとチャオグォの店で開かれた祝宴に参加した。

ペイシェ編

　ペイシェに到着し、ヴァネッサから休暇を与えられたため街を楽しむ。しかし、ヴァネッサから呼び出され、マカロンたちが向かったというアルジェントタワーに行くために蒸気自動車に乗り込む。

　蒸気自動車が正常に働き、エイツたち、マカロンたちと合流。しんがりを務めているミリアム救援に向かった。
　ミリアムを助けて首都タラッサに帰還した後、エイツたちの幸運を祈って別れ、ヒュームへと向かった。

ヒューム編

　ヒュームに出現した悪魔討伐、そして住民の避難誘導に協力する。カルラやミリアムとともに全ての悪魔を討伐したあと、蒸気自動車でエイツたちのいる天啓の丘へ行った。彼らと情報交換し、何が起こっていたのかを知った。
　後日、天啓の真実をも聞き、動揺するヴァネッサを慰めた。

　その後、ミルの移動城に乗り、ヒュームの首都アイトリアに帰還。王都の復興を手伝った。

ストーリーでは（第二部）

七国会議編

　レアを救うために鏡界に行くんだと意気込んでいたが、エイツたちが七煌を目覚めさせて戦力を補強することを優先したため、断念。七国会議に向かう彼らと別れた。

　彼らと別れた後、七国会議の不穏な噂を聞きつけ自分たちも立ち会うつもりだったのだが、蒸気自動車のトラブルなどのせいで出遅れ、そうこうしているうちに七国会議が終わってしまう。
　しかし、ファルハーナからエイツたちの動向を聞けたことで、彼らが今度こそ鏡界に行くことを知り、急いで合流。ともに鏡界へと向かった。

鏡界編

　一度エイツたちがカペルに見つかったことで自分たちも原界に戻ってしまうなどのハプニングがあったものの、二度目は悪魔に見つかることなく鏡界への潜入に成功。ジェネラスの街に到着すると、エイツたちと別れて別行動を取った。

七大悪魔編

　探索を終えて移動城に戻ったが、ミルからエイツたちが鏡界から原界に戻っていることを聞く。どうしたものかと悩んでいたところ、訳の分からないまま自分たちも移動城ごと原界へと戻った。

　そのまま移動城ミルによって連れられ、ジェネラス南部のアレメンスク地方に到着。エリモスを移動城に乗せると、自分は残ってナディラたちとともにベルゼブブの分身体と戦う。
　しかし、あまりの固さに決め手に欠け、消耗戦へともつれ込んでしまう。
　だが、キオーンからテレパシーが届いたことで彼女が力を取り戻したこと、そして救援がやってくることを知り、奮起。その通り、ヒューレーが参戦したことで状況が好転し、ベルゼブブの分体を倒した。

　全てが終わったあとは、お別れ会を兼ねた宴会に参加した。

旅の再開編

　シャーロットから、悪魔たちに対抗するためのプロジェクトである新装備開発の話を聞き、その開発に協力することに。そのためにはエイツの能力を分析する必要があるので、エイツたちの旅に同行。ともにテーセツへと向かう。

テーセツ編

　テーセツでの新年を満喫しつつ、シャーロットの研究に付き合う。エイツたちが地下迷宮でエラストス探索に向かったときも、彼女のサポートに回り同行しなかった。

　途中でやってきたクレアとともにサポートし、とうとう聖化武装が完成。寝不足になりつつも喜んでいると、サユカからテーセツに悪魔が出現したとの報を受ける。早速、聖化武装を身に纏い、悪魔を討伐すべく戦場へと向かった。

聖化武装のすがた

　聖化武装を身に纏ったメリッサのすがた。飛躍的なパワーアップを遂げ、悪魔ですらも容易に打ち倒せるほどになった。

　聖化武装は気に入っており、美しさと機能性を兼ね備えているとのこと。

テーセツ編（続き）

　悪魔を討伐していると、サンドラ（鏡界）と遭遇。戦闘となる。途中で体力を回復される不測の事態があったものの、サンドラ（鏡界）がかなり消耗していたこと、三対一であったこともあり、見事に勝利する。

登場イベント

tenkeiparadox.hatenablog.com

個人的な印象

▼ネタバレ注意

　正直、男装キャラはあまり癖に刺さらないが、ザ・善人みたいな性格には安心感を覚える。余談だけど、B83のはずなのにどう見てもそうは見えない。逆サバか？

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